2008年02月02日
コンテンツ番号6981
北秋田市で全県市議会議長会
秋田県市議会議長会(会長:加賀谷正美秋田市議会議長)の平成20年度第2回定例会が2月2日(月)、市内のホテルで開かれ、平成20年度の歳入歳出予算案を決めたほか、国や県などに提出する要望事項などを確認しました。
定例会には12市の市議会議長及び事務局長、事務局及び北秋田市の事務局職員らが出席。北秋田市からは庄司憲三郎副議長も出席しました。
はじめに加賀谷会長が、「県内の景気も厳しい状況。市税収入にも影響している。全国議長会では国に対し地方分権改革や税財源の確保などについて強く要望、道路特定財源の一般財源化に伴う1兆円の地方交付税などの政策に結びついた。今後も権限の委譲、財源の充実強化などを継続して要望、提言してまいりたい。今日は活発な意見交換で成果を上げてほしい」などとあいさつ。
続いて、開催市市長として出席した岸部市長が、平成19年豪雨災害での支援に感謝するとともに、国体や全国植樹祭、秋田内陸線の存続など合併後の主な出来事などについて北秋田市の取り組みを紹介しながら歓迎のことばを述べました。
会議では北秋田市の吉岡市議会議長を議長に選出し、事務局から平成20年度の実施事業等が報告された後、20年度一般会計の歳入歳出、21年度予算等を承認、また国・県に対する13の継続要望事項に加え北秋田市が提出した追加要望事項を確認しました。
この要望事項は地域産業と経済の活性化、地域間格差の解消などを目的とした「高速交通体系の整備促進」。日本海沿岸東北自動車道において、二ツ井白神I・Cからあきた北空港I・C間が未整備であることから、早期建設を具体化することを要望するものです。
協議ではこのほか、東北市議会議長会に提出する議案や平成21年度の全国及び東北議長会での役員配分などを確認しました。
会議終了後、参加者は県の無形民俗文化財に指定されている本市合川の猿倉人形芝居を鑑賞しました。
(2008.2.2)