2009年02月28日
コンテンツ番号6825
平成20年度北秋田市読書感想文・画コンクール表彰式
平成20年度北秋田市読書感想文・感想画コンクールの表彰式が2月28日(土)、市文化会館で開かれ、特選、入選、佳作の各受賞者が表彰を受けました。
コンクールは、読書を通じ、豊かな人間性を育むことを目的として開催されているもので、今年度の読書感想文部門には小学校・中学校・高校・一般から昨年より57点多い173点の応募があり、市内小中学特選7点、入選17点、佳作29点が選ばれました。
また感想画部門には幼稚園・保育園及び小学校1・2年生から昨年より29点数多い455点の応募があり、特選6点、入選24点、佳作30点が選ばれました。
表彰式では、はじめに三澤教育長が、「読書は豊かな心の育成が目的。本を読むことは心に栄養をつけること。最近は、子どもたちが携帯電話を持つことで勉強時間や心を育む機会を奪われてしまう、という傾向もあるようだが、今年は昨年より57点も多い応募があり、それだけ読書に親しんだ子が増えたことはうれしいこと。保護者の皆さんも子どもに関心を持ち、より多く読書に親しむ時間を作ってあげてほしい」、などとあいさつ。
この後、幼保、小学校1・2年生を対象とした読書感想画、小学校3年生から高校・一般までを対象とした読書感想文それぞれの部門ごとに入賞者がステージに上がり、三澤教育長から表彰状を受け取りました。
続いて、審査結果の講評が行われ、感想文部門では、亀山恵子審査員長(森吉中学校校長)が、▽内容をしっかり理解し、生活に生かそうとしている(3年生)▽自然環境や福祉などいろんなことに興味を持っている(4年生)▽主人公に自分の生き方を重ねている(5年生)などと評価、また、「おもしろい、やさしい、すごい、など決まりきったことば以外に日ごろから読書などで言葉を覚え文章に用いることで自分が感動したことをより相手に伝えられる」と、アドバイスを送りました。
また絵画部門では、和田克郎審査員長(元大館北秋田造型教育研究会会長)が特選を受賞した作品を投影機で上映しながら解説。
このうち、ライオンが登場する「ジオジオのかんむりはすてき」を題材に描いた認定子ども園シャロームの佐藤和奏さんの作品「ジオジオのかんむり」には、「クレヨンと筆でライオンのたてがみを力強く描いている。多彩な色使いの音符がより楽しい雰囲気を表している」と、講評していました。
セレモニーの最後には、感想文コンクール小学校の部特選の永井里奈さん(合川北小3年)と小井田麗菜さん(米内沢小6年)の2人が受賞作品を朗読、読書で得た感動をしっかりした声で来場者に伝えました。
入賞者は次のとおりです。
(2009.2.28)