2009年01月04日
コンテンツ番号6786
平成21年北秋田市消防出初式
平成21年北秋田市消防出初式が1月4日、阿仁地区で開催され、消防団員や婦人消防隊およそ700人が阿仁開発センターから阿仁体育館までを行進しました。
この日は穏やかな天候に恵まれ、鷹巣、合川、森吉、阿仁の4支団計27分団が威風堂々の行進をし、隊列の後には市・各分団の消防車両も加わり士気の高い団結した姿を披露しました。
上新町では岸部陞市長、吉田嘉隆団長、近藤文廣消防長の観閲を受け、沿道で見守る市民に無火災と市民の生命・財産を守る意気込みを示しました。
行進終了後、阿仁体育館で行われた式典では、岸部市長が式辞で「消防人として不屈の闘志こそが最善の防御であることを胸に刻み、果敢な消防精神を発揮されるとともに、自然豊かで美しいふるさとが一層輝くふるさとへと躍進すること念願する」と期待の言葉を述べました。
続いて吉田消防団長が、「昨年北秋田市では30件の火災が発生し、不幸にして4名の尊い命を失ってしまい誠に残念。今まで以上に力を入れ各家庭、地域、職場に無火災を呼びかけ協力をお願いしたい」、と昨年の活動を振り返り、「我々消防人は常に住民に安心と信頼を与えるよう務めなければならない。 地域の不測の事態に対し緊張感を持って日常活動に取り組んでほしい。本年4月に機構改革により支団制が廃止されることになっており、旧4町の消防団の歴史を継承しつつ新たな北秋田市消防団の歴史を築くため団員の更なる団結を願っている」などと訓示しました。
この後、功労表彰が行われ、秋田県知事表彰(有功章、勤続彰:20年以上)、秋田県消防協会表彰(勤続章:10年以上)、北秋田市長表彰(精勤章)が120名の団員に授与され、受賞者を代表して合川支団第4分団の杉渕政和分団長が謝辞を述べました。
また、県消防協会大館北秋田支部主催の防火作文の表彰が行われ、優秀賞を受賞した森吉中学校の高橋翔さんに賞状が伝達されました。
団員一丸となって市民の安心・安全を守る決意を誓い、前消防団長の中村信一氏の万歳三唱で出初式を締めくくりました。
阿仁山村開発センターから阿仁体育館までを、一糸乱れぬ隊列行進を展開する市消防団のみなさん
(2009.1.4)