2009年01月26日
コンテンツ番号6722
北秋田市議会平成21年第1回臨時会
北秋田市議会の平成21年第1回臨時会が、1月26日(月)市議会議場で開かれ、上程された議案4件が原案どおり可決されました。
議案審議に先立ち、岸部市長が当市の雇用情勢と対策について発言を求め、「経済情勢の悪化を受け、庁内に緊急雇用対策連絡会議を設置し対策を講ずることにしている。誘致企業や大型店舗等29社を調査した結果15人が雇用調整を受けていた。市では緊急雇用創出事業交付金やふるさと雇用再生特別交付金を活用できる事業を検討している。年末にかけて事業所による制度資金の手続き件数も伸びており、引き続き情報収集に努めたい」と説明しました。
上程された議案は、
- 平成20年度一般会計補正予算(第8号)
- 財産の処分について(阿仁前田字下川端)
- 財産の処分について(栄字小又沢地内)
- 財産の取得について(市道東根田下杉線用地)
の4件。 補正予算は、東根田下杉線道路新設にともなう用地購入費21,217千円、積算資料作成及び分筆登記委託費1,000千円、工事請負費等32,000千円、基金積立金1,783千円をそれぞれ追加し、予算総額を21,947,043千円とするもの。
これに対し議員からは、それぞれの事業路線の延長と事業費について質問があり、太田川口線は365.48mで事業費は7億1200万円、東根田下杉線は1222.5mで事業費は20億円と答弁がありました。
「厳しい財政下、事業の必要性、緊急性、費用対効果を吟味すべき」と反対討論がありましたが、起立採決の結果賛成多数で可決されました。
阿仁前田下川端の財産処分は、阿仁川左岸の災害復旧工事にともなうもので、旧前田小学校の敷地等6229.17を秋田県に提供するもの。 これに対し議員からは対象地区内にある建物の取扱いについて質問があり、該当する前田基幹集落センターは補償により解体すると答弁がありました。 簡易裁決により可決されました。
栄字小又沢地内の財産処分については、国道7号線鷹巣大館道路事業用地として、同地内の62066.09を能代河川国道事務所(国土交通省)に提供するもの。 これに対し、取得価格は周辺の地価に影響するとして価格を決定した経緯について質問があり個人有地については2度価格を提示し交渉の結果契約にいたったと答弁がありました。 議案は簡易裁決により可決されました。
財産の取得は、市道東根田下杉線を新設する用地として、11238.46を22,232,003円で取得するもので起立採決により賛成多数で可決されました。
(2009.1.26)