2009年01月26日
コンテンツ番号6721
市議会全員協議会
市議会全員協議会が、1月26日(月)、市役所会議室で開かれ、北秋田市上小阿仁村病院組合の存続と下水道事業の見直し、水道料金の改定についてそれぞれ協議が行われました。
北秋田市上小阿仁病院組合については、岸部市長が、組合を平成23年3月31日まで存続するとした上小阿仁村長との覚書の締結にいたった経緯を説明し、上小阿仁村の負担金の額を変更する内容について医療推進課長から説明がありました。
議員からは、1千万円以内とする負担金には特別交付金分も含まれるのかと質問があり、特別交付税金分は別途との説明がありました。
下水道事業の見直しについては、赤石建設部長が審議会の答申を受けてと前置きしながら、農業集落排水事業を実施している糠沢地区、前山・今泉地区、摩当地区、本郷地区は戸数、人口の減少が見込まれることから平成30年にむけて浄化槽設置整備事業に転換したいと説明。これに対し議員からは合併浄化槽の特定地域指定事業は検討されなかったのかと質問があり、さらに検討を加えてより有利で負担の少ない事業を選択していきたいと答弁がありました。
また、下水道使用料金については、旧町ごとに賦課していた料金を統一して、下水道については、10立方メートルまでの基本料金を1,365円とし20立方メートルまでの超過料金を2,835円などとする。農業集落排水については、基本料金を1,575円とし3人世帯で2,835円などとする。合併浄化槽の補助金については5人槽で469,000円とするなど補助率を53.3%に引き上げる改定案を説明。
水道料金の見直しについては、水道課長が、旧町ごとの料金体系を統一し今後の収支計画にもとづいて設定するとして、10立方メートルまでの基本料金を1,850円とする。超過料金を1立方メートルごとに210円とする。水道を設置する場合の加入金を口径に応じて63,000円から420,000円とするなどの改定案とあわせ、平成24年度以降にはダム完成にともない上水道事業に転換されることから再度料金の見直しが必要になると説明。これに対し工業用水の取扱いはどうなるのかと質問があり、別途支援を講じていると答弁がありました。
なお、この日協議された内容は予算等の議案に反映されるため、あらためて議会で審議されることになります。
このほか、市役所の機構改革に対応するための議会常任委員会の体制について協議され、所管事務の配分が確認されました。
(2009.1.26)