2010年12月03日
コンテンツ番号6712
坊沢公民館改修工事竣工祝賀会
坊沢地区自治会(会長佐藤光悦)の北秋田市長と語る会と坊沢公民館改修工事竣工祝賀会が12月3日(金)、同公民館で行われ、地区住民ら約80名が、リフォームされた交流施設の改築を喜び合いました。
坊沢公民館は、昭和49年3月に建築され、昭和55年12月には一部増築され地域の総合的な交流の場として利用されてきました。建築から36年が経過して老朽化が著しく地域より平成16年から改築の要望が出されていましたが、施設改修により安心・安全・快適に利用できる環境の整備などを図ることを目的とした地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用し、トイレや和室等の改修工事が行われました。
工事総額は2643万3000円で、7月に発注され11月に完成となりました。また、ホールの内装や備品購入など財産区からの支援を予定しています。施設は木造平屋建て延床面積579.75平方メートルで、増築部分が9.91、改修部分が306.54となっています。トイレ・和室・会議室・管理人室・玄関増設等の内装などのリフォームや外壁改修、屋根塗装、玄関前の落雪解消とスロープ設置のバリアフリー化が行われました。
はじめに「北秋田市長と語る会」では、佐藤会長が地域の要望に関し実現に向けてくれたことに感謝を述べた後、津谷市長が「公民館については前々から要望がありましたが、厳しい市の財政の中で全部建て直すことは難しく、我慢して使えるものは使ってほしい。新しくなったところと前から使っていたところを上手く調和して使っていただければありがたい」などあいさつしながら市の抱える諸問題など市政全般について説明しました。
続いて行われた「坊沢公民館改修工事竣工祝賀会」では、佐藤会長がこれまでの改修工事経過を説明しながら「改修工事という形で坊沢公民館が完成しましたが実現に向けて奔走してくれた前会長はじめ役員の方々や工事関係者のみなさんに感謝申し上げます」などとお礼のあいさつをしました。
津谷市長は、「全館立て替えを望んでいるところ、リニューアルで我慢をこころよく了解をしていただいた。隣には鷹巣幼稚園や西小学校がありこれまで以上に連携しながら、地域の小さい方々から高齢の方々まで公民館を中心にして、お互いに仲良く元気での健やかに育って行く地域であっていただきたい。この公民館があってよかったといわれるような使われ方をしていただきたい」などと祝辞を述べました。
祝賀会では、参加者がこれまでの自治会活動などを振り返るとともに、新築同様に生まれ変わった交流施設の完成を喜び合いました。
(2010.12.3)