2010年12月04日
コンテンツ番号6711
小学校教員のための英語音声研修
秋田大学主催の「小学校教員のための英語音声研修」が12月4日(土)、市中央公民館で開かれ、受講した市内小学校の先生など10人が英語音声について学びました。
北秋田市と秋田大学は、「北秋田市の豊富な地域資源を活用した産業振興に関すること」「地域を支える人材育成に関すること」「地域住民の健康増進に関すること」を柱とした包括協定を締結しており、県北部地域の活動拠点として北秋田市に秋田大学北秋田分校が11月17日に開設されました。
今回行われた講座は、大学の教育資源を役立ててもらおうと分校開設から初めて開かれるもので、音声重視の体験学習という小学校外国語(英語)活動の意義を理解するとともに英語音声の特徴と発音表記を学び、適切な音声指導をするための素地とスキルの習得を目的に、北秋田市や大館市などの小学校教諭・講師など小学校に英語を教えている方を対象に行われました。
講師は、英語音声学を専門とする幸野稔・秋田大学名誉教授で、英語による自己紹介をしながら講座が始まりました。幸野名誉教授は「教科としての英語は中学校で系統学習として開始されるが、その前に音声になれる体験学習により豊かな基礎が築かれることが期待される」などと小学校への外国語(英語)活動導入の意義を説明し、単語の発音などの研修が行われました。
この講座は、この日のほか12月11日(土)に市中央公民館において2回目が行われる予定です。
(2010.12.4)