2010年12月11日
コンテンツ番号6704
小学校教員のための英語音声研修
秋田大学主催の「小学校教員のための英語音声研修」の2回目が12月11日(土)、市中央公民館で開かれ、受講した市内小学校の先生など15人が英語音声について学びました。
北秋田市と秋田大学は、「北秋田市の豊富な地域資源を活用した産業振興に関すること」「地域を支える人材育成に関すること」「地域住民の健康増進に関すること」を柱とした包括協定を締結しており、県北部地域の活動拠点として北秋田市に秋田大学北秋田分校が11月17日に開設されました。
今回行われた講座は、大学の教育資源を役立ててもらおうと分校開設から初めて開かれるもので、平成23年度から小学校5.6年生に外国語活動が本格導入される前に、音声重視の体験学習の意義を理解するとともに英語音声の特徴と発音表記を学び、適切な音声指導をするための素地とスキルの習得を目的に、北秋田市や大館市などの小学校教諭・講師など小学校に英語を教えている方を対象に2回実施されました。
講師は、英語音声学を専門とする幸野稔・秋田大学名誉教授。2回目の今回は、前回の復習を行った後、アクセントや音の区切り、イントネーションなどについてCDやテキストを使い、受講生と一緒に発声をしながら確認を行いました。また、英語の歌にカタカナ表記をしたもので歌ったり、実際の授業にも活用できるアクティビティについても練習しました。
また、講義の中では受講生が積極的に質問し、幸野名誉教授は「小学生への英語音声教育の必要性については、コミュニケーションも大事だが、子どもたちの前に立つ先生である以上、正しい英語の発音を教えることは大事なことである」などと音声授業の重要性を説明しました。
(2010.12.11)