2010年12月12日
コンテンツ番号6702
自主防災組織育成指導者研修会
秋田県自主防災組織育成指導者研修会が12月12日(日)、市交流センターで行われ、参加した各自治会の代表者や消防関係者が災害に備え自主防災組織の重要性を学びました。
自主防災組織は、町内会や自治会など住民自身が自発的につくる防災のための組織で、活動を通して、住民同士の連帯感と防災意識を高め、災害に強いまちづくりに寄与するものです。
この日行われた研修会は、県の主催で、自主防災組織の育成と活動の推進を図るために行われたもので、北秋田市内の各自治会の代表者や消防団、婦人消防隊など51団体から200人ほどが参加しました。
はじめに、三本木宗基・県総合防災課防災監が「自主防災組織の必要性、自主防災活動への提案」として講演しました。地域防災の三本柱の自主防災組織と消防、常備消防が相互に補完しあうことで地域防災力が発揮される、災害時には自助・共助・互助のうち行政による公助だけでは限界があり、地域コミュニティによる共助が必要などと説明しました。また、自主防災組織を長続きさせるための工夫例を紹介しました。
続いて、河川砂防課より水防警報及び水位情報と土砂災害について説明が行われ、有事の際に対する対応などを学びました。
参加者はこの後、各グループに分かれ災害図上訓練(DIG)を実施しました。市内では平成19年の大水害をなどを経験しており、経験を生かしながら、災害時よる被害情報や危険箇所を確認しながら図面に記入し、被害を想定した避難や防災活動の計画づくりなどの訓練を行いました。
(2010.12.12)