2010年11月05日
コンテンツ番号6681
第133回秋田県種苗交換会閉会
「第133回秋田県種苗交換会褒賞授与並びに閉会式」が11月5日(金)、市文化会館で開かれ、式典並びに各表彰が行われ、市内を会場に10月30日から始まった7日間の種苗交換会が閉幕しました。
はじめに、県種苗交換会の木村一男会頭が「第133回秋田県種苗交換会が、北秋田市の絶大なる協賛と心温まる歓迎を賜り盛会に開催できましたことに厚くお礼申し上げます。会期中は県内農業者・関係者のみならず県内外から多数のみなさんのご参観を得て趣向を凝らした様々な行事に一段と盛り上がりをみせたことに心から感謝申し上げます。農産物の出品は異常気象にもかかわらず優れた農産物ばかりであり、出品者各位のたゆまぬ努力と研鑚の賜物と深く敬意を称します。談話会では『時代のニーズに応える売れる米づくりについて』をテーマにご討議をいただき、米の市場環境も大きく変化し、あきたこまちであっても販売に苦戦する中で、売れる秋田米として評価される方策について生産・流通・販売と様々な視点から多くの示唆を与えていただきました。交換会期間中は農産物出品会場や各協賛会場における多彩な関連行事などを通じ多くの消費者の皆様から食と農に対する理解を得られたと確信しています。今後とも消費者と生産者の交流機会の拡大に努めていく所存です」などと式辞。
続いて北秋田市協賛会会長の津谷市長は「10月30日から7日間にわたり、県内外から多数の方々のご来場を賜り、開催してまいりました第133回秋田県種苗交換会も、本日滞りなく終了することができました。JAあきた中央会様をはじめ、関係各位のご協力の賜と深く感謝申し上げます。農産物の出品展示において栄えある表彰を受けられる皆様におかれましては、これまでのご研鑽ご努力の成果と、衷心よりお祝い申し上げます。 今年の開催地テーマは「北秋の大地に集え"農"の夢」でありました。この北秋田市に農業関係者が一堂に会し、明日の農業を語り合う中に、これからの農業に夢と希望を見出すことができればとの願いを込めて、このキャッチフレーズとしたものであります。期間中は、中心イベントの「談話会」をはじめ各種大会や協賛行事が多数催され、多くの方々の参加により、幅広い観点から活発な意見交換がなされ、将来における県農業・農村の発展の一助となったものと確信しております。北秋田市はこの交換会で得られた数多くの教訓と成果を、今後の本市農業の発展と次世代につなぐ糧として大いに活かして参りたいと考えております」などとあいさつしました。
続いて、菅原仁司・種苗交換会審査長から審査報告の後に、種苗交換会会頭賞(1等から3等)の代表や農林水産大臣賞などの各表彰者に賞状並びに賞品の授与が行われました。
この後、来賓を代表して堀井啓一副知事、川口博衆議院議員、佐藤憲雄東北農政局長がそれぞれ祝辞を述べました。
最後の受賞者を代表し、北秋田市鷹巣集落営農組合組合長の中島礼司さんが「本日、褒賞授与式において受賞の栄に浴し誠に感激に耐えない次第です。今年は異常気象など農業生産者にとっては過酷な厳しい年となりましたが、2158点もの農産物を出品することができたのは、ご臨席のみなさんをはじめ、関係各位のご指導とご理解の賜物と深く感謝申し上げます。 われわれ生産者は安全・安心で高品質の生産物を消費者に安定的に供給することが責務と信じ、消費者との信頼の確立と総合理解に努めてまいります。地域農業の結束を図りながら秋田県農業の振興に邁進することを誓い、この意義深い種苗交換会がますます発展されますよう心からお祈り申し上げます」などと答辞を述べました。
(2010.11.5)