2010年11月06日
コンテンツ番号6680
第49回合高祭
市立合川高等学校(齊藤和彌校長、生徒数162名)の「第49回合高祭」が11月6日(土)、合川庁舎前で行われ、地域の方々に感謝の意を込め路上ダンスなどが披露されました。
同校は、昭和37年に学校法人秋田短期大学が設置し、秋田短期大学附属合川高等学校という校名で私立として創立。昭和47年に近隣5町村で構成される組合に移管し組合立となった後、平成17年の市町村合併を機に、北秋田市立合川高等学校に改称されました。来春、市内の4高校が統合し、秋田北鷹(あきたほくよう)高等学校が開校となるため、同校は今年度で閉校となります。
今回で合川高校として最後の学校祭は「Thanksgiving〜感謝とおもてなし〜」をテーマで開かれ、長年お世話になった地域のみなさんに感謝とお礼を込めて行われました。
晴天のもと、6日に行われた前日祭の開会式で、生徒会長の楢岡海峰(みほ)さんが「長年、合川高校を支えてくださった地域のみなさんや保護者の方々に感謝の気持ちを込めて今日は一生懸命踊りましょう」とあいさつ。齊藤校長は「3年生の合高祭にかける意気込み、願いがこの天気につながったと思います。地域の皆様方には、生徒の今日一日の非常に力強い活動を観ていただきたい。生徒のみなさんは合川高校として最後のパフォーマンスになります。今日一日全力ですごしてください」などとあいさつしました。
続いて吹奏楽部の演奏が行われ、合川庁舎前に集まった地域の方々や保護者のみなさんが大きな拍手を送っていました。次に、今年で9回目となる創作路上ダンスでは生徒が会場いっぱいに広がって、「ニュー秋田音頭」「ニューソーラン節」を披露。力強い生徒たちの踊りに会場は多いに盛り上がりました。
午後からは国指定重要無形文化財の「根子番楽」が披露されました。この日は3つの演目が行われ、最後の「曽我兄弟」では合川高校3年の佐藤邑宇士さんと鷹巣農林高校3年の佐藤歩さんが演じ、合川高校3年の山田沙弥香さん囃子の笛を担当、伝統ある舞いで会場の観客を魅了しました。
午後からの創作路上ダンスでは、会場を合川駅前の道路に移動して行われ、沿道に集まった観客が最後となる踊りに惜しみながら大きな拍手を送っていました。
(2010.11.6)