2010年11月09日
コンテンツ番号6677
県「平成22年度トップセミナー」
県の「平成22年度トップセミナー」が11月9日(火)、市交流センターで開催され、参加した約200人の行政や農商工団体の職員が「地域資源を活用した地域活性化」の具体的な実施方法を学びました。
「トップセミナー」は、国内トップレベルの講師による講演会を開催し、本県の抱える基本課題を克服するための重要テーマについて理解を深め、共通認識を持つことによって、県をあげて取り組む環境づくりを行うことを目的に北秋田振興局が開催したもので、今回は県北地域共通の課題である「地域資源を活用した地域活性化」をテーマに行われました。
開会のはじめに、川原幸徳北秋田地域振興局長が講師を紹介しながら「県北地域は少子高齢化の進行が著しく、地域を元気にするにはサポーターとしての職員が元気にならなければならない。葉っぱビジネスの成功を支える仕組み、ヒントなどを学んでいただき、セミナーが有意義なものになるよう祈念します」などをあいさつ。
講演では、徳島県上勝町で「葉っぱ」という身近な地域資源を商品化し、過疎の町を再生するなど国内外で活躍している株式会社いろどり代表取締役社長横石知二さんが、「そうだ葉っぱを売ろう!」と題して、おばあちゃんがパソコンを使いながら頑張っていることなどを紹介しながら講演しました。
横石さんは、「地域を元気にしようと思わなくても、自分が仕事をしておもしろいと感じられると地域が元気になっていく。自分に役割があるということがわかってくるとよいつながりになってくる」として、「人も商品も地域も、出番をつくること、居場所をつくること、役割があることが一番大事。地域に喜ばれる舞台づくり、楽しい仕事でなければならない」などと話し、参加したみなさんが地域活性化の事例について熱心に聴講しました。
(2010.11.9)