2010年11月16日
コンテンツ番号6670
厚生労働大臣表彰、県知事表彰を報告
このほど、厚生労働大臣表彰を受賞した吉田廣子さん(71歳、川井)、畠山洋子さん(74歳、七日市)ら4人が11月16日(火)、市役所を訪れ、佐藤副市長に受賞を報告しました。
この日、市役所を訪れたのは、厚生労働大臣表彰(栄養改善事業功労者)を受賞した吉田廣子さん、同大臣表彰(公衆衛生事業功労者)を受賞した畠山洋子さん、秋田県知事表彰(栄養改善事業功労者)を受賞した神成君子さん(72歳、小森)、川口充(みつ)さん(72歳、米内沢)の4人。
吉田さんは、食生活改善推進員として31年間にわたり、地域の健康問題を適時にとらえ、その卓越したリーダーシップと行動力で地域住民への健康づくりと食生活改善の普及を推進してきました。脳卒中予防から始めた活動も高齢者が集まる地区サロンの昼食づくりや食改ふれあい弁当事業、育児サークルや学童、高齢者の宿泊バイキング料理教室など工夫を凝らした食育活動に尽力されました。
畠山さんは、長年にわたり保健師として住民の健康問題に取り組み、結核予防、成人病予防対策において住民協力組織育成する中から自らの健康は自ら守る姿勢を定着させ、受診率向上と発症予防に努めました。現在も自主グループの健康指導をして地域住民の心身の健康づくりに尽力されています。
神成さんは、平成6年に鷹巣町食生活改善推進協議会に入会。幼児から高齢者と多岐にわたり健康づくりを推進したきました。平成10年からは、同協議会会長として10周年記念誌発行、記念式典などを成功させ、平成17年の市町村合併時には、新たな組織づくりの調整に尽力し、北秋田市食生活改善推進協議会の発足に貢献しました。
川口さんは、平成3年に森吉町食生活改善推進協議会委員となり、地域に根ざした健康づくりを行政と一体となり展開しました。幼児から高齢者まで多岐にわたり健康づくりを推進してきました。平成7年から同協議会理事を務め、平成12年からは会長として森吉地区の健康づくりを進めてきました。
受賞者を代表して畠山さんは「役場で務めていたときは、子どもや高齢者への健康指導が多かったが、退職後は企業の検診など働き盛りの人たちの健康指導に携わり、年代の違いで指導の方法なども違いとても勉強になった。周囲の方々の支えのおかげで活動を続けることができた。心から感謝しています」などと感謝の気持ちを表しました。
佐藤副市長は「受賞おめでとうございます。表彰は長年にわたり、それぞれの分野で活動してきたことが認められたもの。心からお祝い申し上げます。これからは、今までの経験を活かして後進の指導にもあたって、市民が健康で明るく生活できるように、皆さんの力を発揮してほしい」などと受賞者の功績を讃えました。
(2010.11.16)