2010年11月19日
コンテンツ番号6666
小林勲氏が瑞宝単光章の受章を市長に報告
このほど、統計調査功労により瑞宝単光章を受章した、小林勲さん(73歳、阿仁銀山)が11月19日(金)、市役所を訪れ、津谷市長に受章を報告しました。
叙勲は、国や公共に対して功労のある人に広く与えられるもので、春秋叙勲、高齢者叙勲、死亡叙勲、危険業務従事者叙勲などがあります。このうち、危険業務従事者叙勲は、平成15年から始まったもので、従来の春秋叙勲とは別に、警察官や消防吏員、自衛官など危険性の高い業務への精励者を受章対象としています。
小林さんは、秋の叙勲・褒章の統計調査功労にて、瑞宝単光章を受章。昭和54年に工業統計調査員に任命されて以来、地元の商工業に精通し、31回の調査に従事しました。このほか、商業統計、国勢調査など合わせて92回の調査に携わり、長きにわたり統計調査に尽力されました。
小林さんは、11月8日に東京都内行われた、勲記・勲章伝達式で伝達を受け、天皇陛下拝謁式に出席しました。この日、宮野悦朗・阿仁総合窓口センター長と市役所を訪れ、津谷市長に受章を報告しました。
津谷市長は「受章おめでとうございます。統計調査は、相手のあることなので、大変苦労されたこともあったと思う。統計調査の結果は、今後の国や県、市の施策などに反映される大事なもの。今後も健康に留意され、調査に精励されるとともに、後進の指導も頑張ってほしい」などと受章を称えました。
小林さんは、「調査先の忙しい時間帯に訪問し、怒られた時もあった。何度も足を運んで心と心が繋がり理解されると『この人なら安心』と思ってもらえた。誠実さが求められていると感じた」と信頼関係を築く大切さを語りました。また、「商工会にいたから、比較的に調査がスムーズにできたと思う。調査した企業、個人事業者、役所の担当職員の協力のおかげ。協力してもらった人たちに感謝したい」と周囲への感謝の気持ちを表しました。
(2010.11.19)