2010年11月23日
コンテンツ番号6663
北秋田市男女共同参画社会づくり基礎講座
北秋田市男女共同参画社会づくり基礎講座が11月23日、交流センターで開かれ、市民約100人が参加し男女共同参画の必要性について理解を深めました。
はじめに、津谷市長が「市は男女が互いに協力し地域づくりや、様々な活動に参加できる環境づくりに努めている、今後とも理解と協力をお願いしたい」などとあいさつ。
続いて、鷹巣南中学校2年の笹原茉優さんが「人には人のよさがある」と題して人権作文を発表しました。
講演は、あきたF・F推進員で市議会議員の山田博康氏が「共に創る楽しい社会をめざして」と題し、また、地域包括支援センターの春日冨二子氏が「介護相談実例から」と題してそれぞれの思いを語りました。
山田氏は「田舎では男社会がまだ多いが、男だから、女だからと言う考え方を変えていかなければいけない。お互いが支え合い、いたわり合える生活こそ、楽しい生活につながる」と訴えました。また、春日さんは、地域で苦しんでいる方を見かけた場合や、認知症等で悩んでいる方を見かけた場合の関係機関との対応の仕方や、実生活支援について実例をあげて紹介しました。
この後、パネルトークが行われ、コーディネーターに北部男女共同参画センター長の田畑薫氏、パネリストに講師の山田氏、市議会副議長の小塚光子氏、県北女性の会事務局長の佐藤美由起氏、津谷市長の4人で男女共同参画社会の環境づくりについて討論が行われ、「お互いが声をかけ合うことから、地域づくりが始まる、家庭が良ければ、地域が良くなり、地域が良くなれば、北秋田市も良くなる」などの意見が出されました。
最後に鷹巣マンドリンクラブ有志による演奏を楽しみ、参加者全員による合唱で、心ひとつに男女共同参画の理解を深めていました。
(2010.11.23)