2010年10月05日
コンテンツ番号6648
合川高校全校森吉山探訪
市立合川高等学校(齊藤和彌校長、生徒数166名)の「全校森吉山探訪」が10月5日(火)、紅葉の始まった森吉山阿仁スキー場などを訪れ、地域の観光資源を再認識しました。
同校は、昭和37年に学校法人秋田短期大学が設置し、秋田短期大学附属合川高等学校という校名で私立として創立。昭和47年に近隣5町村で構成される組合に移管し組合立となった後、平成17年の市町村合併を機に、北秋田市立合川高等学校に改称されました。来春、市内の4高校が統合し、秋田北鷹(あきたほくよう)高等学校が開校となるため、同校は今年度で閉校となります。
今回の全校森吉山探訪は「さよならイベント」行事の一環として、地域や地元を知ってもらい、郷土としての地域に思いを深め、合川高校最後の年として思い出になるようにと企画されたものです。同校では今後、鎌沢の大仏、伊勢堂岱遺跡、大太鼓の舘などを探索する予定です。
森吉山探訪には、生徒、職員など184人が参加し、まずは秋田内陸縦貫鉄道合川駅から列車に乗り込み、阿仁合駅まで内陸線を利用して地域の風景を見学。阿仁合駅からバスにより阿仁スキー場に到着し、ゴンドラで紅葉の森吉山の山頂駅を目指しました。
この日は、前日の天気などよって足場が悪く当初予定した石森周辺の散策を変更し、樹氷平からの見学となり、ふるさとあに観光案内人の戸島喬さんが「森吉山は1454mで山頂までここから1時間30分ぐらい。花の百名山として300種類の花やブナの森など一年を通じて楽しめます」などと森吉山を説明しながらた色づいた山腹など紅葉の森吉山や周辺の景色を紹介し、生徒の皆さんはその絶景を楽しみました。
この後、一行は阿仁郷土文化保存伝承館を見学し、郷土の貴重な観光資源を探訪しました。
紅葉の始まった森吉山は、中腹から山頂まで色づき見ごろとなっています。