2010年10月14日
コンテンツ番号6642
第25回全国臨書摸刻展
第25回全国臨書摸刻展(心芸墨美作協会主催)で3人が入賞した北秋田市篆刻同好会(三澤敏行会長)の皆さんが10月13日、市役所を訪れ、津谷市長に入賞を報告しました。
報告に訪れたのは、一般の部で産経新聞社賞・田宮文平賞を受賞した鎌田幸蔵さん(75歳、坊沢大野尻)、特選を受賞した藤島恵美子さん(51歳、綴子下町)、秀作を受賞した桜庭勇二郎さん(79歳、蟹沢)、同会の三澤会長の4人。
臨書摸刻(りんしょもこく)というのは、中国などの著名な人が彫ったハンコを手本にして、青田石(せいでんせき)と呼ばれる中国産の柔らかい石などを印刀(いんとう)と呼ばれる道具で彫り、手本と同じハンコを作成することです。
また、同好会の名前に使われている篆刻(てんこく)いうのは、印章を作成する行為のことであり、中国を起源としており、主に篆書を印文に彫ることから篆刻と言うそうです。
入賞の3人が所属する北秋田市篆刻同好会は、平成16年に発足し、現在会員は13人。第2木曜日の19時から21時までと、第4日曜日の9時から正午までの月2回、中央公民館で活動をしています。全国臨書摸刻展には、今回入賞した3人は、3年前の平成19年から出品しており、いずれも毎回入賞しているそうです。
入賞の報告を受けて、津谷市長は「入賞おめでとうございます。皆さんの入賞は長年の努力の賜物。何時間も集中して作品制作に打ち込むと手や肩が痛くなると聞きましたが、無理をせずにこれからもがんばって」などと、激励しました。
(2010.10.14)