2010年10月26日
コンテンツ番号7738
第6回北秋田市身体障害者福祉大会
北秋田市身体障害者協会(松田光朗会長)が主催する第6回身体障害者福祉大会が10月26日(火)、合川農村環境改善センターで行われ、会員など参加者のみなさんが連携を深めました。
この大会は、身体障害者の社会参加や障害者同士の相互扶助を高め、障害者の「完全参加と平等」の実現をしようと行われているものです、今年で6回目の開催となり150人ほどの会員などが参加しました。
大会では松田会長が「互いになぐさめあい、励まし合いながら、明るく生き抜いていこうとこの大会が結成され6年を迎えることになりました。今後未加入者の皆様にも加入いただき、障害者一人ひとりの尊厳が尊重される差別のない社会を実現するため、私共と一緒に活動していただければありがたい」などとあいさつ。
続いて、表彰及び感謝状の贈呈では、自立更生者3名、団体育成功労者3名に会長表彰が行われたほか、長年にわたり在宅において重度の障害者を介護している方3名に感謝状が贈られました。
来賓として石山明・鷹巣阿仁福祉環境部長が「地域において身体障害者の高齢化、重症化が進んでおり、障害者の福祉活動の大きな転機を迎えている。障害者が住み慣れた地域で自立した生活ができるよう支援を行い、障害者の福祉の増進を図るとともに、障害の有無にかかわらず誰もが安心してくらすことのできる地域社会づくりが重要で、県としても関係機関や団体、市町村と連携して障害を持つ方々の自立と社会参加に向けて障害者福祉の充実に取り組んでまいります」などとあいさつ。
また、畠山正・市健康福祉部長は「みなさんがこれまでに行われてきたことは、多くの市民の模範となるもので、さらに充実した活動を期待します。新たな制度については、利用者ニーズにそった利用者負担の軽減、福祉サービスの拡大・拡充が図られることを望んでいます。安心して暮らせる社会を目指すためには障害を持つみなさんの個々の意見が大変重要であり、どなたにとっても住み良い地域づくりとなるよう市の福祉行政がよりよきものとなるよう努力してまいります」などと祝辞を述べました。
大会宣言では、藤島由夫・合川支部理事が「障害者を取り巻く様々な問題の解消や支援制度の一層の充実を求めていかなければなりません。私たちは、本日この大会を契機に更に心を一つにし、障害当事者団体としての責任と自覚を持ちながら、障害者福祉の一層の充実を目指すため一致団結して行動することを誓いここに宣言します」などと声高らかに宣言しました。
式典終了後、歌や踊りなど各支部からの芸能発表で参加者が交流を深めました。
【平成22年度北秋田市身体障害者協会長表彰者】
◎自立更生者
藤島ツナ(鷹巣支部)、村上栄子(鷹巣支部)、新田光(合川支部)
◎団体育成功労者
工藤京造(合川支部)、松浦直一郎(森吉支部)、松浦富雄(森吉支部)
◎感謝状
安中ミエ(鷹巣支部)、関トモ子(合川支部)、石川トシ(阿仁支部)、横堀マス子(阿仁支部)
(2010.10.26)