2010年10月30日
コンテンツ番号6624
第133回秋田県種苗交換会が開会
第133回秋田県種苗交換会が10月30日(土)に開会し、各会場では市内外からの多くの人出で賑わいました。
第133回秋田県種苗交換会(主催:秋田県農業協同組合中央会、共催:北秋田市協賛会)は「先人に学び農業の未来をひらく」をテーマに、「北秋の大地に集え”農”の夢」のキャッチフレーズのもと10月30日(土)から11月5日(金)の7日間日程で北秋田市鷹巣体育館を主会場に、農産物の展示や地産地消展などが行われるほか、市内脇神字高村岱の苗畑跡地でJA全農あきた展や農業機械化ショーが開かれます。また、北秋田市文化会館や北秋田市交流センター、合川体育館などでも各種イベント行事が行われます。
秋田県種苗交換会が北秋田市で開催されるのは、平成4年に旧鷹巣町で開催されて以来18年振りとなります。期間中には70万人以上の人出も予想されています。
この日、主会場の鷹巣体育館前ではオープニングセレモニーが行われました。はじめに市立鷹巣小学校の金管バンド部の元気あふれる演奏が行われ来場者を歓迎し、大きな拍手がおくられました。続いて木村一男・第133回秋田県種苗交換会会頭が「本県最大の農業イベントである秋田県種苗交換会は今回をもって133回を数えることになり、北秋田市を会場に今日から1週間の日程で開催いたします。農産物出品展示会場である鷹巣体育館には、今年の異常気象に負けず県内農家のみなさんが端正込めて育てあげたお米をはじめ数々の野菜、果物などが展示されています。隣接する仮設テントには農業関係団体の展示などもございます。見事なできばえの農産物をご覧いただきながら、様々な展示やイベントをつうじ、農業者はもちろんのこと消費者のみなさんからも食と農への理解をなお一層深めていただくことを期待します」などとあいさつ。
種苗交換会北秋田市協賛会会長の津谷市長が「本市での開催は、北秋田市となってからは初めてとなります。 ご承知のとおり、種苗交換会は、明治11年に「種子交換会」として誕生して以来、一度も休むことなく連綿として回を積み重ねており、本県の農業に携わる方々の情熱と県民の皆様のご支援の賜と深く敬意を表するものであります。今年の種苗交換会は、「北秋の大地に集え“農”の夢」をキャッチフレーズに、主催行事の中核をなす談話会や関係機関における協賛行事、そして各種展示や地元物産の販売など多彩な催しものを企画いたしております。ご来場の皆様におかれましては、各会場に足を運んでいただき、ごゆっくりとご覧いただければ、幸いと存じます。本日から7日間にわたって開催されます種苗交換会は、地域農業経済等への波及効果は極めて大きいものと期待しており、協賛会といたしましても、関係機関、団体等との連携を図りながら、市民総力をあげて成功させ、地域の振興に結びつけたいと考えております」などと歓迎のあいさつをしました。
引き続き、会場オープンのテープカットが、木村一男・種苗交換会会頭、協賛会会長・津谷市長、佐藤吉次郎・北秋田市議会議長、佐藤歩美・ミスあきたこまち、津谷奈々乃・鷹巣小学校金管バンド部長の5人のみなさんにより行われ、早朝より開会をもっていた来場者が会場へと入場しました。
(2010.10.30)