2010年10月30日
コンテンツ番号6622
第133回秋田県種苗交換会「審査発表」
第133回秋田県種苗交換会に出品された農産物の審査発表が10月30日、交流センターで行われ、農林水産大臣賞や秋田県知事賞などが発表されました。
今年の種苗交換会への総出品点数は、2,158点で昨年より55点多く出品され、北秋田(JAあきた北央、JA鷹巣町、JAあきた北)からは713点の出品で、全体の約33%を占めました。北秋田の713点の内、最も出品の多かったのは野菜の444点で、中には、やまいも、ししとう、たんぽねぎなど特色のある野菜も多く出品されました。
審査結果は、農林水産大臣賞に、飼料用とうもろこし(サイレージ)を出品したJAあきた北央の楢岡悦子さん(北秋田市)をはじめ8人が受賞。1等賞の秋田県知事賞には、ベイナスを出品したJA鷹巣町の津谷時夫さん(北秋田市)、生しいたけを出品したJA鷹巣町の戸嶋重光さん(北秋田市)、同じく生しいたけを出品したJAあきた北央の九嶋善一さん(北秋田市)ら、58人が受賞。2等賞は132人、3等賞は230人が受賞。そのほか、全国農業協同組合中央会会長賞、各部優秀賞、特別賞、顕彰状に輝く人々、第28回秋田県学校農園展受賞校、秋田県産米改良協会会長賞などの賞も発表しました。
菅原仁司審査長(秋田県農林水産技術センター所長)は、「4月から5月は低温で経過しましたが、6月中旬から9月中旬まで高温となり、最低気温も高く推移したため、農産物の生産にとっては厳しい気象条件でした。しかし、高い技術によって不利な条件を克服した品質の高い農産物が多数出品されており、生産者の皆様の熱意と努力に大変感銘を受けました。今後とも基本技術の励行と技術の研さんに務められ、消費者に喜ばれる生産物を安定的に作り続けていただきたい」などと講評しました。
(2010.10.30)