2010年09月05日
コンテンツ番号7737
2010年警察犬奥羽日本訓練チャンピオン決定競技会
日本警察犬協会秋田県支部(北林丈正支部長)主催の2010年警察犬奥羽日本訓練チャンピオン決定競技会が9月5日(日)、北欧の杜公園で開催され、警察犬などが日頃の訓練の成果を競いました。
この大会は北欧の杜公園では4回目となり、東北各地、遠くは茨城県から訓練士と122頭のシェパードなどの警察犬種が参加しました。
開会式では北林支部長が「すばらしいロケーションで一般の方々もたくさん見学されると思います。この機会に警察犬の魅力にふれ、理解を深めていただければ」などとあいさつ。
来賓として三澤仁教育長が「犬は嗅覚が優れており、事件の捜査や、地震や災害などで救助にあたっている光景をテレビなどで見ることがあります。われわれのために見えないところで活躍していることにありがたいと思っています。厳しい訓練を積まないと警察犬になれない。犬と飼い主が一心同体となってすばらしい結果になるよう期待します」などとの激励しました。
競技会は、プロ(訓練士)とアマチュア(一般愛犬家)の部に分かれて、匂いをかぎ分ける「選別」、特定の人の足跡を追う「追及」、指導士の指示のとおりに行動する「服従」、指導士の指示により相手を威嚇、襲撃する「警戒」、それぞれを組み合わせた部門で行われました。
暑さに弱いと思われる犬ですが、厳しい残暑の中、訓練士の号令によりきびきびした行動で、日ごろの訓練の成果を発揮していました。
(2010.9.5)