いつまでもお元気で

阿仁地区敬老式

約300人が出席して行われた阿仁地域の敬老式（9月7日、阿仁体育館）

平成22年度の敬老式が市内各地ではじまり、阿仁地区では９月７日（水）、阿仁体育館で開催され、約３００人が出席しお互いの健康を祝いながら楽しいひとときを過ごしました。

今年敬老式の対象になった75歳以上の方は市全体で7,999人、白寿(99歳)の方が13人、米寿（88歳）の方が223人、新たに敬老者となられた方が643人です。

このうち、 阿仁地区では新しく敬老者に８１人が加わり、1,071人が対象でした。また、市内の最高齢者は阿仁地区の女性で106歳となります。

式典では、津谷市長が「今日の北秋田市、阿仁地域があるのも激動の時代を乗り越えてこられ、長年にわたるご労苦を重ねたみなさんのご尽力によるもので多大なる功績に対し敬意と感謝を申し上げます。地域のみなさんのあたたかな心のつながりが阿仁で暮らす方々の励みになり、生活していただけると思います。住み慣れたふるさとで安心して暮らしていただきたい。みなさんが築き上げてきた北秋田市、市民が主役で力強さと優しさあふれる希望の街となるようがんばりますのでご支援とご協力をお願いします」などとあいさつ。

続いて、阿仁合小学校6年の米澤柊真さんが敬老作文を朗読。「阿仁の一番の誇りは、優しくて頼もしくて、笑顔が素敵で、素晴らしい歴史と伝統を作ってくれた、おじさんやおばあさんです。阿仁のことを知れば知るほどその気持ちが強くなります。ぜひ、お体に気をつけて、いつまでも僕たちの自慢のおじさんやおばあさんでいてください。、そしてこれからも、このふるさと阿仁で一緒に過ごしていきましょう」などと感謝の気持ちを伝えました。

祝品贈呈では、敬老を迎えられた81名に祝い品、米寿を迎えられた３２人に記念品が贈呈されました。代表して敬老祝品は佐藤リヨさん（湯口内）、米寿記念品は奈良操さん（幸屋渡）に市長からそれぞれ手渡されました。

来賓を代表して吉田仁吉郎市議会議員からお祝いの言葉があり、参加者を代表して魚住隆志さん（荒瀬）がお礼の言葉を述べ「元気な老後を送るためにも健康管理には薬だけに頼らず体を養生することが大切。本日出席の先輩のみなさんと来年も再来年も元気で敬老式に参加しお会いできることを楽しみに、体力を衰えを気力でカバーしながら生きていきたい」などと語ってくれました。

祝宴では、阿仁合・大阿仁保育園の園児によるお遊戯や阿仁かざはり苑の有志による舞踊などに盛んな拍手を送ったり、お酒を酌み交わし会話をはずませながら楽しいひとときを過ごしていました。

敬老作文を朗読する米澤柊真さん

佐藤リヨさんに敬老祝品が贈呈

奈良操さんに米寿記念品が贈呈

出席者みなさんが交流

婦人会のみなさんが敬老を祝い踊りを披露

大阿仁保育園児の踊り

阿仁合保育園児の踊り

かざはり苑のみなさんによる舞踊

阿仁甚句を披露する松岡テツさん（荒瀬）

柴田ハルエさん（幸幸渡）さんが秋田大黒舞を披露

藤の会のみなさんによる舞踊

阿仁鳳扇会のみなさんによる舞踊

（2010.9.7）