2010年09月09日
コンテンツ番号6609
平成22年度合川地区敬老式
平成22年度合川地区の敬老式が9月9日、合川体育館で開かれ、約400人が参加し長寿を祝いました。
今年の敬老式対象者は市全体で7999人(男2900人、女5099人)、そのうち合川地区の対象者は1509人(男563人、女946人)でした。また、合川地区で白寿を迎えられた方は1人(女性)、同じく米寿は35人(男12人、女23人)、同じく75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は119人(男57人、女62人)でした。
式典では、はじめに津谷市長が「北秋田市を築き、私たちが元気でいることができるのも、激動の戦前、戦中、戦後を通じて荒苦しい時代を乗り越えがんばってこられた皆さんのおかげです。旧4町が合併して5年が経ち、旧4町の方々の気持ちも少しずつ融和されてきたのではと思っていますが、市民病院の医師不足やアクセス、内陸線や大館能代空港の利活用など、たくさんの課題も抱えている北秋田市です。そういう意味では、これまでの長い経験と知識を持っている皆さんに、お力を借りしなければいけないと思っていますので、これからもご指導をお願いします。どうかこの住み慣れた北秋田市でいつまでも病気や怪我の無いよう、そして交通事故にも充分気をつけて、皆さんがいつまでもご壮健でありますことをご祈念します」などと祝辞。
つづいて、合川東小学校4年の工藤歩乃佳(ほのか)さんが、「おじいさん、おばあさん、いつも地域や学校、家族のために一生懸命がんばっていただき、どうもありがとうございます。私もお手伝いをがんばって、これからも家族を大事にしていきたいです。これからもお体に気をつけて、元気で長生きをしてください。そしてずっとずっと見守ってください」などと、敬老作文を朗読しました。
来賓を代表して市議会の佐藤吉次郎議長がお祝いの言葉を述べたあと、新敬老者を代表して松橋新一さん(道城)が、「市から敬老式の案内が来たので私もどうやら75歳になったようです。同級生と敬老式に出席しようと決め、ハガキを出そうとしていたところ、8月18日朝、婦人会の会長さんから、大事な用があると電話がありました。用は、敬老式でのあいさつの依頼でした。断ろうとしたが、代わりの者がいないので何たってお願いしたいということでした。仕方なく返事はしましたけども、20日もままかねで、いっかだ何しゃべればいいが考えていました。結局、今日まであいさつが考えつきませんでした。市長さんや議長さんがお見えになっていますけども、その前で恥をかくようなあいさつはできないと思っていましたが、晩げ考えれば朝まケロッと忘れてしまう。これはやっぱり年寄りだべなと思いました。私は75歳になりましたが、がんばってもう75年生きたいと思いますので、みなさんもがんばって生きましょう。これからも元気で、病気をしないで交通事故に遭わないように、そして皆さんと手を携えてがんばって生きていきたい」などとあいさつ。
式典終了後は祝宴が開かれ、参加された皆さんは互いの近況などを語らい、ステージでの踊りや演目を鑑賞して楽しい一日を過ごしました。
(2010.9.9)