2010年09月11日
コンテンツ番号6608
平成22年度森吉地区敬老式
平成22年度森吉地区の敬老式が9月11日、森吉総合スポーツセンターで開かれ、約400人が参加し長寿を祝いました。
今年の敬老式対象者は市全体で7999人(男2900人、女5099人)、そのうち森吉地区の対象者は1548人(男585人、女963人)でした。また、森吉地区で白寿を迎えられた方は1人(男性)、同じく米寿は54人(男13人、女41人)、同じく75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は103人でした。
式典では、はじめに津谷市長が「今年も皆さんの元気な顔を見ることができ大変うれしく思います。皆さんは、戦前、戦中、戦後の激動の時代をしっかりと乗り越えられ、地域におかれては様々な活動され、森吉地区、北秋田市の今日の礎を築いた方々です。皆さんのこれまでのご努力に敬意と感謝を申し上げ、ご長寿を心からお祝いします。旧4町が合併して北秋田市が誕生して5年を経過しましたが、まだまだ課題のある北秋田市です。課題を解決するために、皆さんの持っている貴重な経験や技術、豊富な知識をこれまで以上に私どもにお貸しいただけるようお願いします。そして、いつまでもお元気でこれからまたひと踏ん張り、ふた踏ん張りしていただけますようお願いします。末永くご壮健で心豊かな人生を送られますことをお祈りします」などと祝辞。
つづいて、米内沢小学校6年の畠山未悠(みゆう)さん、浦田小学校5年の柏木美優(みゆ)さん、前田小学校3年の奥山ふくのさんが、おじいさんやおばあさんに感謝の気持ちを書いた作文をそれぞれ朗読しました。
来賓の板垣淳市議会議員、近藤健一郎県議会議員、北林丈正県議会議員がお祝いの言葉を述べたあと、新敬老者を代表して佐藤登さん(鶴田)が、「両県会議員をはじめ多くの来賓のご臨席のもと、この敬老式を盛大に開催していただいた津谷市長さんや北秋田市の皆さん、そして地元婦人会の皆さんに心から御礼を申し上げます。私たちは戦前生まれで、戦中、戦後の悲惨な状況はある程度認識していますが、私は叔父2人が戦死していますので、そういう意味では戦争の悲惨さを身に感じています。戦前、戦中、戦後の悲惨な時代を経験し、日本は世界有数の経済大国になりましたし、長寿は世界一になりました。これも私たち先輩の努力のたまものと深く感謝しています。私のこれからは短い人生だと思いますが、余生を実りある有意義な人生にしていきたい。今日はありがとうございました」などと、お礼の言葉を述べました。
式典終了後は祝宴が開かれ、参加された皆さんは互いの近況などを語らい、ステージでの踊りや演目を鑑賞して楽しい一日を過ごしました。
(2010.9.11)