2010年09月12日
コンテンツ番号6606
第6回北秋田市発明工夫展
第6回北秋田市発明工夫展の表彰式が9月12日(日)、中央公民館で行われ、エコロジーを意識した作品や創意あふれる作品が展示されました。表彰式では、入賞者に表彰状と記念品が贈呈されました。
発明工夫展は、子どもたちの観察力・創造力など科学する目を養うため、市内各小学校の児童を対象に夏休みに製作したアイデア作品、便利な作品を募集し開催しているもので、今回は8校から66点の応募があり、26人が入賞しました。
表彰式では、杉渕敬輝教育次長が、「今年も、たくさんの素晴らしい作品が出品された。創意工夫して発見する喜びを養ってもらおうと開催している。作品の一つひとつに、工夫したところや両親と相談して取り組んだところなど完成まで苦労したこともあったと思う。その積み重ねが、もっと素晴らしい作品をつくることに繋がっていく。これからも、新たしいことに挑戦してほしい」などとあいさつ。
このあと、各賞の入賞者一人ひとりに、杉渕教育次長、加賀隆寛教育委員長、佐藤吉次郎市議会議長、山本英幸学校教育課長、寺田博明審査委員長(合川南小校長)が表彰状と記念品を手わたしました。
入賞作品は、掃除や空き缶のプルタプ回収に便利なエコロジー溢れる作品や、歯ブラシなど身の回りにある素材を再利用したり、創意工夫したユニークなものばかり。
寺田審査委員長は「審査員5人が、実際に手に触れて動かしてみたり、音を確かめたりなどしながら審査しました。審査には、アイディアや工夫が見られるか、子どもらしい発想あや想いが感じられるかを重視して行いました。素晴らしい作品が多く、審査に苦労しました。これからも、毎日の暮らしの中や学校での学習の中から工夫できる材料やネタを探して、来年度はさらに多くの作品が出品されることを楽しみにしています」などと講評しました。
氏名(学校名学年) | 作品名 | |
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▽市長賞 | 鈴木開登(合川西小学校5年) | 「エコエコはっぱ」 |
▽教育委員長賞 | 三沢晟史(綴子小学校6年) | 「コロコロ貯金箱」 |
▽議長賞 | 安井陽菜(鷹巣中央小学校3年) | 「ころころそうじき」 |
▽教育長賞 | 伊藤明莉(鷹巣東小学校1年) | 「ティッシュ販売機」 |
▽審査委員長賞 | 佐藤宏樹(綴子小学校5年) | 「スティッチおそうじカー」 |
▽金賞・銀賞 |
特別賞受賞者の作品と講評は以下のとおりです。
入賞作品の一部 | 受賞者と講評 |
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作品名:「エコエコはっぱ」(市長賞) 作者:合川西小学校5年 鈴木開登さん プルタブを忘れず集めようとする気持ちを強く意識させる作品です。どのくらい集まったか一目でわかる点や、くぎやが画びょうではなくクリップを使って安全に集められる点が工夫されています。50個集めると「エコ」の文字がプルタブで浮かび上がるようにしたところがすばらしいアイディアです。全体を緑の葉にデザインしたところも自然への優しさを感じさせます。 |
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作品名:「コロコロ貯金箱」 (教育委員長賞) 作者:綴子小学校6年 三沢晟史さん たくさん出品された貯金箱の中でも、ユニークなアイディアと子どもらしい発想が審査員に好評だった作品です。コイン1個ではたまらないしかけがあり、つい2個・3個と知らないうちにたくさん貯金できる工夫がされています。コインが落ちる時に鳴る音も、また聞きたくてお金を入れたくなります。 |
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作品名:「ころころそうじき」(議長賞) |
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作品名:「ティッシュ販売機」(教育長賞) |
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作品名:「スティッチおそうじカー」(審査委員長賞) 作者:綴子小学校5年 佐藤宏樹さん ゴムの力で車を前進させ、その動きを利用してブラシを回転させて床のゴミかき集め、さらに舌でゴミをキャッチできるアイディアあふれる作品です。いろいろな装備がついて重くなっていますが、それをカバーするため、タイヤにゴムをつけてグリップをよくしたり、動力のゴムの数を増やすなどの工夫がみられます。 |
(2010.9.12)