2010年09月14日
コンテンツ番号6602
北秋田市議会9月定例会が開会
平成22年北秋田市議会9月定例会が9月14日(火)に招集され、平成22年度各会計補正予算案、条例案、平成21年度各会計決算の認定など51件の議案等が上程され審議が始まりました。
本会議では会期を9月27日までの14日間と決め、第1日目は上程議案の提案説明、大綱質疑、決算特別委員会の委員の選任が行われました。
提出議案に対する大綱質疑の概要は次のとおりです。上程された議案は各常任委員会に付託され、9月21日から審議に入ります。
▽議案第96号関係
【質問】大阿仁公民館の設置だけが4月1日になっている理由は。10月から4月までの間は分館も公民館もないという位置づけになるのでは。
【答弁】職員の配置などを含めて4月1日までに準備を行いたい。現在の公民館の活動の実態を鑑みながら、大阿仁公民館については4月1日から拠点施設として公民館活動を展開したい考えで提案している。大阿仁公民館地区で行われている具体的な活動について改正によって活動がとどこおることはない。
【質問】来年3月31日まで継続する方向もあると思うが、なぜ今廃止しなければならないのか。
【答弁】大阿仁分館については今までの分館を4月1日から大阿仁公民館として位置づける考え方で、今までのまま継続するという考え方ではなく、さらに地域拠点としてもっていきたい。
【質問】年度途中の廃止が理解できないが特別な理由があるのか。分館の廃止によって今までの活動をどのように継続するのか。
【答弁】建物を管理する他の施設との均衡を考えながら改正を行いたいと地域理解をいただいてきた。阿仁地域は広い地域であるので、大阿仁と阿仁と2つの拠点で活動をしていきたい。
▽議案第97号関係
【質問】使用料の定めがないのは。
【答弁】今後旧校舎部分の解体、トイレの整備等が必要であり、使用料等はそういった時点検討したい、あるいは指定管理を含め集落等の管理体制も進めたい。
▽議案118号関係
【質問】同じ時期に出した市の計画や構想に数値の開きがあるのは。事業計画はどういう基準で基づき掲載しているのか。
【答弁】直近の数字と作業上あわない場合もある。前回の過疎計画に載せてできなかったの、各課からの平成22年度時点での新たに見直したものを掲載している。
【質問】可能性のないものを載せているのは問題があるのでは。
【答弁】計画としてローリングしながら、現状にあった柔軟な対応をしていきたい。
【質問】ソフト事業関連で医療分野については。
【答弁】ソフト事業も取り上げることができるので期待している。医療に関しては計画の中でも載せているので、ソフト事業に関してももう少し総務省、県とつめていきながら検討してきたい。
【質問】男女共同参画社会の実現について中身は。
【答弁】男女共同参画の計画に沿いながら行っていきたい。
▽認定第1号〜20号関係(監査委員に)
【質問】不納欠損の事由と年度と件数は。
【答弁】地方税法の関係で、3,515件とうかがった。対象年度としては14年度からです。
【質問】借地の関係についてや契約書等はどう判断しているか。
【答弁】借地については多い。早期の解決をしていただくよう申し上げた。契約はそのときのケースに応じて期間も内容も契約されるものと思っている。
【質問】税収と償還金の関係についてどう判断するか。
【答弁】起債時点で充当財源を見て行われるので十分配慮して行われるべきと思う。自主財源に対すウエイトとしては大きいという感想はもっている。
【質問】不納欠損で、3年、5年とどの程度徴収や改善されているのか。
【答弁】特に年度別の推移をみてどうこうというものではなかった。
【質問】社会福祉協議会への補助金は監査の中で審査されたものか。
【答弁】地域福祉に対する補助金とうかがっている。細部にわたる内容、それ以外の団体ということで検討したことはない。
【質問】予備費の使い方は適当か。
【答弁】急を要するもので、手続きその他財政法に照らして運用されている。
大綱質疑の後、各常任委員会から2名づつ8名の議員が決算特別委員会委員に選任され、選任された委員の中から、委員長に佐藤文信議員、副委員長に中嶋力蔵議員が選任されました。
■決算特別委員会
中嶋力蔵議員、武田浩人議員(総務財政常任委員会から)
佐藤文信議員、佐藤光子議員(教育民生常任委員会から)
中嶋洋子議員、板垣淳議員(健康福祉常任委員会から)
松尾秀一議員、三浦一英議員(産業建設常任委員会から)
(2010.9.14)