2010年09月28日
コンテンツ番号6593
津谷市長に受賞を報告
大相撲秋場所で敢闘賞を受賞した郷土力士豪風関が9月28日、市役所を訪れ、津谷市長に受賞を報告しました。
9月12日から26日まで両国国技館で行われた大相撲秋場所(9月場所)において、豪風関は西前頭12枚目で12勝3敗と自己最多タイ記録となる白星を上げ、平成20年1月の初場所で12勝を上げ敢闘賞を受賞して以来、2回目となる敢闘賞を受賞しました。
豪風関は4日目の時点では2勝2敗でしたが、5日目から13日目にかけて9連勝して11勝2敗とし、13日目の取組終了時点で同部屋の嘉風関と同じく、全勝の横綱白鵬関に次ぐ成績で優勝圏内でした。これにより14日目と千秋楽は上位力士との対戦が組まれ、14日目には前頭2枚目の栃ノ心関に惜しくも敗れて優勝を逃しましたが、この時点で敢闘賞の受賞が決まりました。千秋楽は前頭3枚目の琴奨菊関に寄り切りで勝利し、敢闘賞受賞に花を添えました。
豪風関の敢闘賞受賞に対し、津谷市長は「敢闘賞おめでとう。地元での巡業後の場所だったので、我々は豪風関の活躍を期待していました。5日目からの9連勝を挟み12勝3敗という成績を収め、敢闘賞受賞ということで大変喜んでいます。皆さんに期待されている分、大変だとは思いますが、これからも大相撲で活躍してください」などと激励しました。
豪風関は「敢闘賞受賞は、順調に稽古してきたので、それが良い方向につながったと思います。また、地元での巡業には2000人以上の皆さんに来ていただき、自分にとっていい支えになり、今場所の活躍につながりました。地元で開催した巡業を今後も心の支えにしていきたい。来場所は上位陣との挑戦のキップを手に入れたので、今回の敢闘賞受賞の様に盛り上げられるよう、しっかり稽古して精進します」などと抱負を語りました。
■豪風旭(たけかぜあきら)・・・本名:成田旭。昭和54年6月21日生まれ。旧鷹巣町、森吉町の小中学校を経て金足農業高校に入学、本格的に相撲を始める。中央大学時代は学生横綱など7つのタイトルを獲得、大相撲・尾車部屋へ入門。平成14年5月場所幕下15枚目格付出で初土俵を踏み2場所で十両昇進。平成15年の9月場所で十両優勝。最高位は小結(平成20年3月場所)。生涯戦歴は、363勝345敗41休(51場所)、また幕内戦歴は292勝312敗26休(42場所)、敢闘賞2回受賞※平成22年9月場所終了時。身長171、体重150。
(2010.9.28)