2010年08月01日
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県協会長杯ユニカール大会
県協会長杯ユニカール大会(県ユニカール協会主催)が8月1日(日)、市内外から約300名が参加して、鷹巣体育館で行われました。選手らは、狙った場所にストーンを投げて、勝敗を競い合いました。
ユニカールは、専用カーペットの上でプラスチック製のストーンを滑らせるスポーツで、北欧諸国や日本で競技が行われいます。冬期間以外でも楽しめるように、氷上ではなくカーペットの上でできるカーリングとして、1979年にスウェーデンのカール=オーケ・アールクビストによって考案されました。「ユニバーサル・カーリング」(みんなのカーリング)を略してユニカールと名付けられています。日本には1980年代に紹介され、日本ユニカール協会を中心に高齢者や障害者も気軽に楽しめるニュースポーツとして普及活動が進められています。
ルールは、1チーム3人の2チーム、3対3で対戦します。スタートラインから取っ手のついた専用のストーンを滑らせ、サークルの中心に近づけることを目指します。相手チームのストーンに自チームのストーンをぶつけてサークル外へはじきとばすなどして、ゲーム終了時により多くのストーンが3重円のサークル中央近くにあるチームが勝ちとなります。
開会式では、前年度優勝の北秋田市綴子Bチームより優勝杯が返還されたあと、吉田光明・県ユニカール協会長は「多くの仲間に楽しんでいただくことで、継続に繋がっている。今大会は過去最高90チームの参加をいただいた。今年の全国大会は80チームで開催される予定となっており、全国大会よりも大きな大会になっている。秋田県のレクレーションの中心競技として頑張っていきたい。選手の活躍に期待します」などとあいさつ。
また、長崎克彦・北秋田市ユニカール協会長は「選手、役員合わせて約300名の方々がお集まりいただき心から歓迎を申し上げます。会員の皆さんは、日頃からユニカールで健康増進を図り、練習に余念がないことと思います。今日は自己ベストの力を発揮し、明日への活力となるように頑張っていたたきたい」などと歓迎のことばを述べました。
このあと、18コートに分かれて競技が開始されました。選手らは、和気あいあいの雰囲気のなか、自分のチームに優位になるように、円の真ん中を狙ったり、自分のストーンで相手のストーンをはじき飛ばしたりと熱戦が繰り広げられました。
(2010.8.1)