2010年08月07日
コンテンツ番号7728
鷹巣農林高校と鷹巣高校の野球定期戦ラストマッチ
鷹巣農林高校対鷹巣高校の「硬式野球定期戦ラストマッチ」が8月7日(土)、中央公園球場で行われ、最後の戦いに選手たちが熱戦を繰り広げました。
県立鷹巣農林高校と県立鷹巣高校の硬式野球定期戦は、旧鷹巣町で毎年春の野球シーズン到来を告げる開幕戦として両校新入生の応援練習を兼ねながら開催され、旧鷹巣町商工会の後援を受けながら中央公園の桜まつりに合わせて行われるなど伝統ある大会で5年ぶりに行われました。
この定期戦ラストマッチは、北秋田市野球協会鷹巣支部(成田光弘会長)と鷹巣阿仁青年会議所(松橋史尚理事長)が主催。平成23年4月から両校を含め市内4高校が統合し、秋田北鷹高校が開校するため、今年で見納めとなる汗と涙の詰まった伝統のユニホームを着ての定期戦ラストマッチを行い、互いに健闘を称え合い今後の野球の取組に生かしてもらおうと企画したものです。
開会式では、主催者の松橋理事長が「秋田北鷹高校になっても今までの先輩の思いを引き継いで悲願の甲子園出場をめざしてほしい」などとあいさつ。
続いて、成田会長が「野球は地域を明るくし、期待を持たせてくれます。全力で戦い、ライバルを見つけ、自分を鍛え直す機会にしていただきたい」などとあいさつしました。
来賓として、津谷市長は「昭和57年から歴史と伝統のある定期戦で多くの地元のファンを楽しませてくれた。来年は新しいチーム名の入ったユニホームで、いっしょになって練習に励み甲子園をめざしてがんばるわけですが、今日はこれまでの諸先輩の思い、それぞれの学校の歴史や伝統の重みを感じながらハツラツたるプレーをしてほしい」などと選手を激励しました。
続いて、両校の学校長から激励のあいさつのあと、選手宣誓では、木村龍志(鷹巣農林高校硬式野球部主将)、近藤開(鷹巣高校硬式野球部主将)が「毎日の厳しい練習の成果を十二分に発揮し、フェアープレーの精神で来春の統合に向けて、地域に感動と輝きを与え続けられるようプレーすることを誓います」と力づよく宣誓しました。
開会式後、津谷市長がピッチャー、佐藤鷹巣農林高等学校長がバッター、成田会長がキャッチャーの始球式で試合が始まり、中央公園野球場に両校のOBや父兄らが熱戦に大きな声援を送っていました。
(2010.8.7)