2010年08月07日
コンテンツ番号7727
青海海外国際旅行社長王貴炯さんによる講演会
旧秋田県立営農大学校留学生の王貴炯(おうきけい)さんが8月7日(土)、北秋田市を訪れ、講演を行い、参加者が中国人観光客のニーズなどを学びました。
王さんは、旧秋田県立営農大学校の第8期(1989年4月から1990年3月)留学生で、現在青海海外国際旅行会社の社長としてチベットラサ地方への旅行の手配や中国人観光客の日本旅行を手掛けており、両国の観光について豊富な実績をもち、この度の日中友好青年交流記念碑の見学のために家族と北秋田市を訪問するにあたり、講演会が企画されたものです。
はじめに、津谷市長が先月上旬に旧営農大学校卒業生の同窓会に参加したことにふれながら「当時営農学校時代にお世話になったことをありがたく思い、忘れることができないとの感謝のことばを聞き、みなさんとのつながりをこの地域のために、活かすことができないかと思っていたところ、王さんが記念碑建立を是非見たいと家族共々北秋田市にこられました。この機会に向こうで会社を興され、日本にも観光客といっしょに来たり、日本の観光客を引き受けている方なので、向こうの方々からみた北秋田市の観光素材や様々な北秋田市の農生産物のPR、北秋田市の活性化に向けての講師お願いしたところ快く引き受けてくださいました。限られた時間ですが貴重なお話を聞くことができると思います」などとあいさつ。
王さんの紹介が行われ、「中国人旅行者が日本の観光に求めること」と題し、講演が始まりました。
王さんは、「最初の日本が秋田で、秋田のよさを感じている。中でも北秋田の環境、自然がいい」などと感想を述べながら、温泉やゆっくりした電車、民泊に人気あり、都会よりも純粋な自然を見たいという人がたくさんいる。これから中国の観光客をよぶなら、都会よりも豊かな自然環境をなどと説明しました。
市内観光関係者ら参加者は、中国の観光客が年々増加しているなか、北秋田市の豊富な観光資源を活かそうと王さんの話を熱心に聴講しました。
(2010.8.7)