2010年08月09日
コンテンツ番号7724
地区対抗学童球技大会(森吉)
第52回地区対抗学童野球大会と平成22年度地区対抗ミニバスケットボール大会が8月9日(月)、森吉球場、森吉総合スポーツセンターで行われ、地域の集落で結成されたチームで勝敗を競いあい親睦を深めました。
学童球技大会は、森吉地区校外指導協議会(柳山敏幸会長)の事業の一環で、〜地域の子どもは地域の手で〜をモットーに、地域の子どもたちの心身の成長と健康につながるように行われているものです。各地区の集落単位でチームを作り、男子は野球、女子はミニバスケットボールで勝敗を競います。
大会には、野球5チーム、ミニバスケットボール4チームがエントリーし、児童約110人が参加して行われました。
開会式で、柳山会長は「この大会は、皆さんの両親も子どもの頃に出場して頑張った伝統ある大会です。応援を受けて精一杯頑張ってほしい。また、野球大会の始球式には、森吉中学校を卒業して活躍している先輩が来てくれている。投球や捕球の仕方をしっかりと見て自身のプレーに活かしてほしい」などとあいさつ。
このあと、選手を代表し、若葉マンキーズの赤石卓哉さん(米内沢小6年)が「日頃の練習成果を十二分に発揮し、最後まで一生懸命あきらめずに戦うことを誓います」と元気よく選手宣誓しました。
野球大会の始球式には、森吉地区から始めて甲子園大会出場を果たした片岡元気さん(秋田商業高校3年)と県大会で活躍した奥山光(能代高校3年)が登場。ふたりは、浦田小学校、森吉中学校でバッテリーを組んで活躍した同級生で、小学生のころはこの大会にも出場しています。
それぞれ、秋田商業、能代高校のユニホームを着て登場すると、小学生たちは地元出身の現役高校生選手の動きをじっと見つめていました。始球式では、片岡投手がスピードのある直球を奥山選手のキャッチャーミット目がけて投げ込むと、会場からは大きな歓声があがりました。
野球、バスケットともチームは、集落単位で学年に関係なく縦割りで編成されることから、試合では上級生が下級生をフォローしたり、上級生の活躍を下級生が喜んだりする場面も随所に見られ、和気あいあいとしたなかで熱戦が展開されました。応援席には、両親のほか祖父母ら姿も見られ、孫の活躍に目を細めて声援を送っていました。
また、 大会運営には、森吉中学校野球部、同校バスケットボール部の部員らが協力し、母校の在校生たちと交流を深めていました。
決勝戦は、両大会とも10日午後7時15分より行われます。
(2010.8.9)