2010年08月25日
コンテンツ番号6084
第3回北秋田市上小阿仁村病院組合議会定例会
第3回北秋田市上小阿仁村病院組合議会臨時会が8月25日(水)、公立米内沢総合病院で開かれ、平成22年度病院事業会計補正予算(第2号)の専決処分の承認や平成21年度病院事業会計決算の認定などを原案どおり可決しました。
はじめに、津谷永光管理者が平成21年度の運営状況にふれ、「二次医療圏における医療機能の再編という大きな変革時期において、非常に不安定な運営となった1年」などと行政報告と提出議案の概要について説明がありました。
提案された議案は、平成22年度病院事業会計補正予算(第2号)の専決処分の承認、平成22年度病院事業会計補正予算(第3号)、平成21年度病院事業会計に係る資金不足比率についての報告、平成21年度病院事業会計決算の認定についての4件。
承認議案第2号平成22年度病院事業会計補正予算(第2号)は、係争中の損害賠償請求事件に係るもので事業収益105万円、事業費用209万4千円を追加したもの。議案第6号平成22年度病院事業会計補正予算(第3号)は、3名の職員の退職と居宅介護支援センターかつらの運営休止に伴うもので事業収益で470万2千円、事業費用で1,241万5千円をそれぞれ減額するもの。報告第1号は平成21年度病院事業会計に関わる資金不足比率の報告で平成21年度14.3%と報告しました。
また、認定案件の平成21年度病院事業会計決算は、収益的収支で収支差引1,134万5,015円の純損失。市村から不良債務解消分の1億5,248万4,000円を含む6億2,451万5,313円を繰り入れた結果で経常損益は、2億822万6,285円の損失。資本的収支では、収入9,682万3,786円に対し、支出1億5,540万9,814円。差引不足額は資本収支調整額及び一時借入金で措置となっています。
議案は、採決の結果いずれも全会一致で承認、可決、認定されました。
(2010.8.25)