2019年03月09日
コンテンツ番号3042
学び巣を旅立つ
市立中学校5校の卒業証書授与式が、3月9日(土)に各校で一斉に行われ、卒業生が3年間の思い出を胸に学び巣を旅立ちました。
今年度の各中学校の卒業生は鷹巣中が92人、鷹巣南中36人、合川中46人、森吉中43人、阿仁中9人の合計226人。
このうち、森吉中学校(柴田保校長)では、卒業生や在校生、教職員、来賓、保護者などが出席し、体育館を会場に式典が行われました。
式典では、はじめに柴田校長が一人一人に卒業証書を手渡したあと「皆さんは人としての温かさと気丈さを兼ね備えた立派な森中生に成長してくれました。そんな皆さんを見ていると、ひまわりのように見えます。これからも友や家族を愛し、森中で過ごした日々を自信と誇りにして、これから来る新しい時代の大きな夢に大輪のひまわりを咲かせてください」などと式辞を述べました。
続いて、来賓を代表して新林誠悦PTA会長が「この森吉中学校での3年間で心も体も大きく成長した皆さんは眩しいくらいに輝いています。今後新しい環境で上手くいかないことや立ち止まることもあるかもしれません。しかし、輝きを携えた皆さんはきっとどんな困難の中でも少しずつでも前に進めるはずです。卒業生の皆さん、次のステージに向かい、自分らしく元気に飛び立ってください」などと卒業生の明るい未来に期待を寄せました。
このあと、在校生を代表して2年生の西宮想心(そうし)さんと1年生の片岡歩希(ほまれ)さんが「先輩方は森中の先頭に立って力強く私たちを引っ張ってくれました。何事にも前向きな気持ちで一生懸命取り組む皆さんの姿は、いつも私たち1、2年生にとって手本であり、憧れです。今度は私たちが皆さんが築き上げてきた伝統を受け継ぎ、さらなる高みを目指して力を合わせて頑張っていきます。この森中で培った一人一人のたくましく豊かな心で自分の未来を切り拓き、夢に向かって歩み続けてください」などと送別のことばを送りました。
次に卒業生が巣立ちのことばとして呼びかけを行い、全員で「旅たちの日に」を歌い上げました。
最後に、全校合唱の「友~旅立ちの時~」では感極まって目頭を押さえる卒業生や在校生、保護者、先生の姿もありました。式典のあと、卒業生や保護者は各クラスで担任や友人との最後の別れを惜しみ、3年間の思い出が詰まった学び舎を巣立ちました。