2010年07月01日
コンテンツ番号5959
市内の河川であゆ釣り解禁
市内の主な河川で7月1日(木)、アユ漁が解禁になりました。米代川や小猿部川、阿仁川などの各河川では、解禁を待ちかねた太公望たちが竿を連ね、生きのいい天然アユを釣り上げていました。
川瀬や深みに富む米代川本流をはじめ、小猿部川や阿仁川は全国的にも天然アユが豊富なことで知られ、解禁日には前夜から泊まり込みで解禁を待つ人が多く、川では夜明けとともに竿が連なりました。
釣り方は、糸に「おとり」となるアユをつなぎ、縄張りを主張して攻めて来るアユを引っ掛ける「友釣り」。アユの習性を利用した漁法です。
この日は、米代川のポイントでは人がまばらでしたが、阿仁川沿いの米内沢頭首工から丹辺川原付近、阿仁前田河川公園付近には、たくさんの釣り人が竿を連ねて糸を垂れ、アタリの手ごたえを楽しんでいました。
特に、阿仁前田河川公園周辺では、すぐ川辺まで車が乗り入れできるよう整備されていることから、駐車スペースには群馬、宇都宮、岩手、青森ナンバーの車が並び、午前11時頃には30人ほどが川に入っていました。
また、新井田目、米内沢頭首工付近、本城頭首工付近でも釣り人たちが糸を垂れ、釣果を競い楽しんでいました。
解禁日から一月ほどは天然アユがほとんどで、味もまた格別とのこと。9月の中旬からは、「ガラガケ」と呼ばれる落ちアユ漁に移ります。アユ釣りの期間は10月30日まで。
(2010.7.1)