2010年07月06日
コンテンツ番号5899
秋田工業株式会社阿仁第二工場地鎮祭
平成22年12月の操業を目ざし、秋田工業株式会社(本社・能代市、梅村文雄代表取締役)が北秋田市阿仁萱草工業団地に建設を計画している阿仁第二工場の地鎮祭が7月6日(火)、現地で行われ、関係者が工事の安全を祈願しました。
秋田工業株式会社は、平成3年に誘致企業として阿仁萱草工業団地に阿仁工場(延 べ床面積約1,165)を建設し、半導体製造装置及び医療機器関連製品を製造し ています。
同社はこの度、同工場に隣接する形で阿仁第二工場を建設するも で、構造は鉄骨造、延べ床面積約1,496。製造品目は医療用画像解析装置の フレームや部品などの医療機器関連製品。新規雇用人員は、10人程度が見込まれています。
地鎮祭は、現工場の隣接に仮設されたテントに県関係者や津谷市長及び工事 関係者ら20人ほどが参列し行われました。
午前11時から始まった神事では、同社や工事関係者らの代表による鍬入れの後、津谷市長なども玉ぐし奉てんを行って、工事の無事を祈りました。
神事終了後、同社の梅村文雄代表取締役が、「当初2月に建設を決意し、わずか3ヶ月で、ものごとが進んだことは北秋田市の尽力によるもの。経営革新・チャレンジ・ものづくりの認可を取りながら、阿仁地域に進出してよかったと言われるような企業になりたい。工事については11月末まで安全第一で完成してほしい」などとあいさつしました。
続いてあいさつに立った津谷市長は、「旧阿仁町時代から地域における雇用、経済の活性化のために貢献をいただいている。工場を新設し新しく10名の雇用は北秋田市にとってはたいへん明るいニュースでもあり、できるだけバックアップをしながら地域経済のために、企業安定のためにがんばっていきたい」と述べ、新規雇用の拡大と地域経済の活性化に期待を膨らませていました。
建設工事は7月から11月末までの工期で、12月操業開始の予定。市では工場増設にともない、6月議会にふるさと融資貸付金7,500万円や工業用水確保のための工事費などを予算計上し、積極的に支援を行うことにしています。
(2010.7.6)