2020年02月09日
コンテンツ番号5874
鷹巣東小学校「米代川調査隊」
北秋田市立鷹巣東小学校(成田葉子校長、児童98人)の米代川調査隊が7月9日(金)、米代川で水生生物調査を行い、米代川のきれいさを学びました。
同校では、米代川いかだ下りの体験活動や、川の学習や水生生物を調べる米代川調査隊の活動などを通じ、ふるさとの自然やすばらしさを伝える教育を行っています。
今回調査を行った調査隊は5年生21人で、米代川の摩当水門の付近で行なわれました。
水生生物調査は昭和59年から全国的に行われているもので、一般の方々の参加を得て水生生物の分布状況を調べることにより河川の水質状況を概観し、水環境管理の推進に資するとともに、参加者に身近な河川の水質状況、河川の水質改善の必要性、河川愛護の重要性を認識していただくことを目的に河川愛護月間「7月」などに国土交通省で行われているものです。
はじめに吉田久国土交通省能代河川国道事務所鷹巣出張所長が「全国で8万人にお友達や大人の方が水生生物の調査を行っています。水生生物はきれいな水にしか棲めないもの、少し汚れているところが好きなものがいます。実際に川に入って自分の足で石を踏んで、手で石をおこしながら、どういう生物がいるか関心をもっていただければ」などとあいさつをしました。
その後調査隊の児童のみなさんは、説明を受け、一人ずつ網をもって川に入り、水生生物を探しました。捕まえた水生生物には、ヒゲナガカワトビケラやヒラタカゲロウなど水のきれいな河川に棲み虫が多く見られました。
(2010.7.9)