2010年07月16日
コンテンツ番号5577
第60回社会を明るくする運動 市民集会
第60回社会を明るくする運動(市推進本部長=津谷市長)の市民集会が7月16日(金)、市文化会館で開かれ、市内の小中学生や関係団体から合わせて約300人が参加し、犯罪や非行のない明るい社会づくりを築こうと決意を新たにしました。
この運動は、昭和24年、貧困による少年の非行が社会問題となっていた状況に心を痛めた東京・銀座商店街の人たちが、犯罪や非行の予防を広く訴える「銀座フェアー」を開催。この活動をきっかけとして、昭和26年から「社会を明るくする運動」が全国的に展開されることになりました。
現在では「すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め」、「それぞれの立場において力を合わせ」、「犯罪や非行のない明るい社会を築いていこうとする」ことなどを目的として法務省が主唱し、強調月間である7月に全国的に展開されています。
市民集会は、北秋田地区更生保護女性会のコーラスでオープニング。セレモニーでは、はじめに佐藤唯直副市長が「地域に住む一人ひとりが力を合わせて、明るい社会を作っていかなければならない。市民の皆さんと一緒になって安心安全のまちづくりを進めたい」などとあいさつ。
続いて、近藤康雄北秋田警察署長は「安全で安心できる生活を守るため、皆さんには継続的な努力と協力をお願いしたい。振り込め詐欺など犯罪は突然降りかかってくる。普段から十分に注意して生活することが大切」などと呼びかけました。
また、北秋田保護司会の藤原興道会長のあいさつの後、北秋田市人権擁護委員会の長岐桃子さんが法務大臣からのメッセージを朗読し、犯罪のない明るい社会づくりへの誓いを新たにしました。
このあと、鷹巣中学校吹奏楽部のブラスバント演奏が披露され、聴衆からは大きな拍手が送られました。また、社会を明るくするよる運動広報用ビデオ「心のリレー」を鑑賞し、犯罪のない明るい社会を目指すことに理解を深めました。
(2010.7.16)