2010年07月22日
コンテンツ番号5532
北秋田市提案公募型特産品活性化推進事業の成果報告会が7月22日、中央公民館で開かれ、市内の2業者が昨年度認定を受けた特産品を紹介しました。
この事業は、市で産出される原材料や資源等を活かし、創意工夫により特産品の創出した事業者を支援することにより、地域活性化を図ることを目的とするもので、平成18年に創設されました。補助対象経費は、特産品の開発や改良にかかる経費のうち、研究開発費や事務費、委託費などで、補助率は2分の1(上限は50万円)とされ、これまで9事業が認定を受けています。
昨年度認定されたのは、鷹松堂(湊屋啓二代表)の「どぶろく菓子の開発事業」と、有限会社栄物産(藤嶋佐久栄社長)の「季節の山菜加工商品開発事業」の2事業。
成果品報告会は、認定を受け創出された特産品について、事業の成果を確認するとともに、商品のPRを兼ねて開かれました。
鷹松堂は、国のどぶろく特区の認定を受けて阿仁打当温泉で生産しているどぶろく「マタギの夢」を使った菓子を開発、商品化。商品は、「どぶろくプリン」、「濁酒(どぶろく)ゼリー」、「どぶろくケーキ」、「どぶろくまんじゅう」の4品。湊屋代表は、商品を紹介しながら「当初、1品は開発したいと思いプレゼンテーションではどぶろくプリンを出した。進めているうちに意欲が出てきて、このどぶろくを活かしたいと思い試行錯誤して4品を開発、販売している。今後は販路を拡大していきたい」などと述べていました。
一方、栄物産は、山菜の面倒なアク抜きや皮むきなどの下処理が不要な「カット山菜」を開発、商品化。第1弾は、ミズ(ウワバミソウ)とコリンキー(生食用カボチャ)を真空パックにしたカット山菜。すぐに食べられる山菜として付加価値を付けた商品。藤嶋社長は、天ぷらやパスタ、サラダにも合うと商品を説明しながら「今後は、コゴミやコハゼなどの開発にも挑戦していきたい。ネット販売などで販路を拡大したい」などと述べていました。
商品名 | 販売価格 | 販売者 | |
---|---|---|---|
どぶろくプリン | 1個 | 250円 | 鷹松堂 |
濁酒ゼリー | 1個 | 250円 | 鷹松堂 |
どぶろくケーキ | 1カット | 230円 | 鷹松堂 |
1箱 | 1500円 | 鷹松堂 | |
どぶろくまんじゅう | 1箱(10個) | 700円 | 鷹松堂 |
商品名 | 販売価格 | 販売者 | |
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カット山菜 | 120グラム | 500円 | (有)栄物産 |
(2010.7.22)