2010年07月30日
コンテンツ番号5365
あじさいの丘交流会
鷹巣婦人団体連絡協議会(中嶋喜代会長)が主催する「あじさいの丘交流会」が7月30日、中央公園内の老人憩いの家青葉荘で開かれ、会員ら約120人が歌や語らいで交流を深めました。
この日は、前の日から降り続いていた雨の影響で、同公園内のあじさいの丘から会場を変更して行われました。
中央公園のあじさいは昭和55年、同協議会が結成5周年を記念して植栽を始めたもの。春のサクラ、初夏のツツジと合わせ、同公園を花で1年を通じて飾りたいとの目的で、節目の年ごとに植栽が続けられてきました。同協議会結成25周年を迎えた平成16年には350株が植えられ、現在の規模(約千株)にまで大きくなっています。また、今年はあじさいを植栽してから30年目を迎えます。
交流会では中嶋会長が「今年はあじさいを植えてからちょうど30年。当時、中央公園にはあじさいは無く、町から許可を得てあじさいを植え、みんなで勉強しながらあじさいを育ててきました。合川の翠雲公園のあじさいも素晴らしいですが、水辺のそばにある中央公園のあじさいもひと味違う素晴らしさ。中央公園にあじさいを見に来てくれる方がいると、手入れをしている甲斐があります。今日は、雨が降って残念ですが、皆さんで楽しみましょう」とあいさつ。
続いて、来賓の佐藤唯直副市長、出川禮一元鷹巣町長、伊藤公夫市商工会長があいさつ。このうち、佐藤副市長は「鷹巣婦団連の皆さんには、普段から様々な地域活性化にご尽力いただき感謝しています。30年掛けて中央公園のあじさいの丘が立派になったのは、皆さんの日頃の誠意や情熱、そして熱心な奉仕活動のたまもの。今日はあいにくの大雨ですが、皆さんでこの交流会を楽しみましょう」などと祝辞。
このあと、昼食を取りながら、会員によるスピーチや合唱、踊りなどの余興でイベントを盛り上げ、楽しいひとときを過ごしていました。
市内には、三木田地区にある「翠雲公園」も株の多さと種類の豊富さで知られています。中央公園のあじさいは周囲の樹木に囲まれ、また水辺に植栽されていることから、日差しが強いときでもしっとりとした風情の花を観賞できるのが特徴です。蝉時雨を聞きながら、「あじさいの丘」周辺を散策してみませんか。
(2010.7.30)