2010年06月01日
コンテンツ番号5355
太平湖湖水開き
(2010.6.1)
今年の観光シーズンの到来を告げる、奥森吉・太平湖の湖水開きが6月1日(火)に行われ、太平湖と小又峡を結ぶ遊覧船の運航が始まり、県内外から訪れた観光客は新緑に囲まれた湖の景色を満喫しました。
太平湖は、昭和28年に森吉ダムの完成によってできた周囲30キロメートル、面積195ヘクタール、深さ58メートルの人造湖です。湖には大小13の渓谷渓流が注ぎ、サクラマス、イワナ、コイ、ワカサギ等が多く生息し、渓谷の探勝や釣リ人でにぎわいます。
6月1日の湖水開きから遊覧船が運航し、新緑から10月の紅葉シーズンまで秘境小又峡へご案内します。 周囲はカエデやナラ、トチなどの広葉樹に覆われ、夏の新緑、秋の紅葉のシーズンには遊覧船からの眺めを目当てに多くの観光客でにぎわいます。
湖水開きのセレモニーは、太平湖グリーンハウス内で安全祈願の神事が執り行われ、遊覧船を管理するマタギの里観光開発株式会社(代表取締役・北林昭男)の職員や関係者、観光客など約20人が参加し、今シーズンの無事故を祈願しました。
北林代表取締役は「長い冬が終わり、今シーズンの森吉山一帯の観光がスタートする。たくさんの皆さんが訪れて、太平湖と小又峡の素晴らしさを実感してもらいたい」などとあいさつ。
この日は、さわやかな晴天に恵まれ、絶好の行楽日和。観光客らは遊覧船が発着する高清水桟橋から、今年の第1便として出発する「森吉丸」の乗り込み、新緑の木々で囲まれた湖と残雪が残る森吉山の景色を楽しみながら小又峡へ向けて出航しました。
小又峡は、森吉山東麓のノロ川原生林を源として大小100余りの瀑布、 おう穴、深渕からなる原生峡で、県の名勝天然記念物に指定されています。 高清水桟橋から湖を遊覧し30分で小又峡船着場に到着します。小又峡船着場からは1.8キロメートルの遊歩道が整備されており、横滝・曲滝・ガマ淵・三角滝・穴滝・化ノ淵・化ノ滝・化ノ堰・化ノ穴滝と個性あふれる滝が続き、遊歩道の終点に高さ20m迫力満点の三階滝が現れます。
小又峡船着場で遊覧船を降りた観光客らは、大小の滝や瀑布をゆっくりと散策し、三階滝の前で記念撮影するなど秘境といわれる小又峡を満喫してました。
太平湖の遊覧船は、紅葉シーズンが終わる10月30日まで運航されます。
≪カメラスケッチ≫
個人 | 大人 | 1,100円 |
---|---|---|
小人 | 550円 | |
団体(15人以上) | 大人 | 1,000円 |
小人 | 500円 | |
※身体障害者(手帳提示)…半額 ※幼児(1歳未満)2人につき小人1人分の料金 |
行き(北清水発) | 帰り(小又峡発) |
---|---|
9:30
|
10:00
|
10:30
|
11:00
|
11:30
|
12:00
|
12:30
|
13:00
|
13:30
|
14:00
|
14:30
|
15:00
|
15:30
|
16:00
|
※天候等の理由により、欠航・時間変更の場合があります
|
お問い合わせ
- 太平湖グリーンハウス
電話 090−8923−9370(6月〜10月末日まで) - 北秋田市観光案内所「四季美館」
電話 0186−75−3188 - 北秋田市商工観光課電話
0186−72−5243