2010年06月04日
コンテンツ番号5210
2010反核平和活動隊
2010反核平和活動隊の要請行動集会が6月4日(金)、市役所前で約20人が参加して行われ、核兵器の廃絶と世界平和を訴えました。
同活動隊は、自治労連秋田本部青年部(本間渉青年部長)が平和憲法を守り、テロも核兵器も戦争も軍事基地もない平和な社会の実現を目指して平和活動に取り組んでいるもの。秋田県をバイクや自動車で縦断しながら核兵器の廃絶を訴えています。
この日は、羽後町から横手市、大仙市を経由して北秋田市入り。バイク14台と自動車2台で、反核平和の願いが書き込まれたゼッケンを着用してアピールしながら市役所を訪れました。
市役所前で行われた要請行動集会では、成田幸治・北秋田市職員労働組合執行委員長が「国内外の平和を取り巻く情勢は、普天間問題やNPT(核兵器不拡散条約)の状況から見ても、決して安心できるものではない。このような時期に、反核平和を求めるアピール活動を行うことは非常にタイムリーで意義のある取り組みであると感じている。反核平和の思いを胸に刻みこんで皆さんとともに活動していきたい」などとあいさつ。
これに対し、工藤信夫総務部長は「核兵器廃絶にあたっては、その世論形成の盛り上がりが非常に大切。皆さんたちのような、若い世代の活動が起爆剤ともなり、盛り上げに有効な手段となる。今後も活動をを続けて、反核平和の願いを訴えてほしい」などと更なる活動に期待しました。
また、藤嶋幸広・北秋田市職員労働組合青年部長が「これまでも、反核ライダーを中心とした反核平和活動隊の取り組みを通じて、核兵器の廃絶を訴えてきた。被爆国の青年として、二度と過ちを繰り返さないため、運動の先頭に立って頑張ることが必要。全ての核兵器が地球上からなくなり、平和な社会が実現するまでこの行動を続けていきます」などと決意を表明しました。
そして藤嶋青年部長が、市としても核兵器廃絶に向けた取り組みを進めてもらうよう工藤部長に要請文を手渡しました。市からは活動を支援するために協賛金が手渡されました。
このあと一行は、岩手県自治労連本部の反核平和マラソン隊と合流して活動を盛り上げるほか、盛岡市役所前で行われる集会に参加し、核兵器廃絶を訴えます。
(2010.6.4)