2010年06月06日
コンテンツ番号5742
(2010.6.6)
第26回ふるさと踊りと餅っこまつり
第26回ふるさと踊りと餅っこまつり(和田テヱ子実行委員長)が6月6日(日)、 鷹ノ巣駅前・銀座通りを会場に開催され、盛りだくさんの催し物にたくさんの人が訪れてにぎわいました。
このイベントは、昭和59年、鷹巣町婦人団体連絡協議会(中嶋喜代会長)が、米の消費拡大と地域の活性化をねらいに同年10月に鷹巣町婦人会総会フェスティバルとして実施した「通り踊り」や米代児童公園での餅の販売がはじまり。翌60年から町商工会やJA、各地区婦人会などの協力で現在の名称で続いてきたものです。
この日は、晴天で絶好のお祭り日和。駅前通り、銀座通りが歩行者天国となり、餅の販売や、フリーマーケットなどに各団体が出店したほか、綴子上町大太鼓保存会の獅子踊り、すずめ踊り、縄文踊り、「スプリング☆フォー」のライブ、金沢恵美子一行による民謡・歌謡ショーが見物客を楽しませました。
特に餅の販売会場では、お焼きやごま餅、笹餅など種類も豊富で彩りも豊か、午前10時の開店と同時に、飛ぶように売れていました。
昨年は、新型インフルエンザの影響で中止となった餅の引き伸ばし大会は、東西に分かれて餅を伸ばす長さを競いました。東軍が44メートル、西軍が44メートル25センチで、わずかに西軍が長く勝利しました。その後、伸ばしたもちにあんこを入れてもらい、おしるこにして味わいました。
午前中は、イベントに合わせ大館人権擁護委員協議会による啓発活動も行われ、街頭キャンペーンでは津谷市長らが市民にチラシなどを配布して、人権擁護の啓発活動を行いました。
ふるさと踊りが始まる前に行われた開会セレモニーでは、中嶋洋子実行委員が「ふるさと踊りは、子どもから大人まで楽しんで参加できるイベント。今年の踊りには、商工会青年部の男性陣も新たに加わりました。このような楽しいイベントができるのも、暖かい拍手、喜んでもらえる市民の皆さんの応援があるからです。みんなで元気な北秋田市をつくっていきましょう」と市民らに呼びかけました。
セレモニーには来賓として津谷市長、川原幸徳・北秋田地域振興局長、伊藤公夫・北秋田商工会長らが出席。津谷市長は「旧鷹巣町のときから、女性の方々が先頭に立って頑張り、男性の方々が縁の下の力持ちとなり力を合わせて、25年以上続く祭りを盛り上げてきた。今日のお祭りが、皆さんにとって思い出に残る楽しい一日となるように願っています」などと祝辞を述べました。
セレモニーの後、始まったふるさと踊りは、綴子大太鼓が豪快な音とともに行列を先導。各地区婦人会など16団体から参加した踊り手らが、しなやかで美しい踊りを披露。大八車からは紅白の餅が振舞われる華やかな行列が始まりました。沿道の観衆からは、子ども太鼓のかわいい太鼓演奏や着物姿もあでやかな踊り手に大きな拍手を送っていました。