2010年06月12日
コンテンツ番号7704
豪風関杯中央小校内相撲大会
豪風関杯中央小校内相撲大会(成田範和大会会長)が6月12日(土)、鷹巣中央小学校(津谷義仁校長、児童数149名)で児童や保護者らが参加して開かれ、児童らが豪風関に挑戦したり、学年ごとに取組を行い、相撲を通して親睦を深めました。
同大会は、同校の創立135周年を記念し、日頃から交流のある郷土力士の豪風関を招き、子どもたちや地域の方々の親睦を深めることを目的に開催。また、PTAの父親たちが中心となって大会を運営し、現在は利用していない相撲場を再び活用することにより、地域全体が元気になるようにと、学校とPTAの想いがひとつとなって実現されたものです。
開会式で津谷校長は「創立135周年の記念に、交流のある豪風関を迎えて大会を開催できることになった。豪風関は1年から3年生まで中央小に通い、この土俵で練習しています。その時も自分より大きい高学年の児童を負かしたこともあったそうです。豪風関に見守られ、声援を受けて相撲大会ができることは、とても嬉しいこと。皆さんの好取組を期待します」などとあいさつしました。
また、児童を代表して村上拓さん(5年)が「短い練習期間でしたが、一生懸命取り組んできました。豪風関に負けないくらいかっこいい四股名も考えました。今日は一生懸命頑張ります」と宣誓しました。
このあと豪風関が土俵にあがり、四股の仕方や突き押し、投げなどを解説しながら、児童らに相撲の技を紹介しました。準備体操では、四股を踏んだり、股割を取り入れたりして、身体をほぐしました。
大会は、各学年の男女別にトーナメント方式で行われました。児童らは、自分で考えた四股名で登場。まわしをつけて、真剣な表情で好取組を展開しました。なかには、体格の小さい児童が大きい児童を負かす取組もあり、児童や保護者らから大きな歓声があがりました。また、各学年の優勝者には、豪風関から四股名入りの浴衣の反物が贈られました。
「豪風関に挑戦」のコーナーでは、児童らが3人から8人がかりで豪風関に挑戦しました。男子児童のなかには、思いきりぶつかっていく児童もおり、力士の大きさと力強さを体感していました。豪風関は、加減しながら押したり引いたり、逃げ回ったりとユーモアを交えて、児童らと相撲を通して楽しく交流を深めました。
(2010.6.12)