2010年06月26日
コンテンツ番号2570
第3回東北チェンソーアート競技大会
作品の製作過程を見ようとたくさんの市民らが訪れた第3回東北チェンソーアート競技大会(26日、県立北欧の杜公園)
第3回東北チェンソーアート競技大会(東北チェンソーアート競技大会実行委員会主催)が6月26日、27日の2日間の日程で県立北欧の杜公園で開催され、選手12人がチェンソーを使った丸太の彫刻に挑みました。
チェンソーアートは、木を切るチェンソー(動力式ノコギリ) で丸太や氷の塊を彫刻し、動物や人物など、様々な彫刻を行います。また、迫力のある音とともに丸太が削られ、だんだん作品の形が浮かび上がっていく過程は、見ていても楽しめます。
開会式では、福森卓実行委員会会長が「地元をはじめ遠方からの参加に心から感謝いたします。選手の皆さんには、力の限り丸太に向かって、魂を込めて彫っていただきたい」などとあいさつ。
つづいて、津谷憲司市産業部長が「東北大会も3回目となり定着してきた。大会には、たくさんの市民が観覧に訪れます。選手の皆さんは、卓越した技術を発揮して、素晴らしい作品を作り上げてほしい」と歓迎の言葉を述べました。
競技は、オープンクラスとビギナークラスに分かれており、オープンクラスは末口40センチメートル、高さ2メートルの秋田杉の大木を2日間にわたり5時間かけて作品を仕上げます。ビギナークラスは末口30センチメートル、高さ1.2メートルの秋田杉を3時間で作品に仕上げます。また、彫刻する丸太は、抽選をして選手が自分の作品にあった丸太を選びます。
選手たちは、色々な大きさのチェンソーを使い分け、迫力のある機械音を響かせて、自分の思い描く作品づくりに挑戦していました。
製作された作品は、26日の閉会式前にオークションを行い、来場者に販売されます。また、選手の競技ブース前でも小型の作品が即売されていました。
(2010.6.26)