2010年06月29日
コンテンツ番号2556
3期成同盟会合同総会
米代川治水、国道7号整備促進、日沿道建設促進の3期成同盟会合同総会が6月29日(火)、市内のホテルで行われ、国や関係機関への要望活動やPR活動などり事業計画を決め、県北地域の更なるインフラ整備を要望していくことを確認しました。
合同総会を行ったのは、米代川治水期成同盟会、秋田県北部国道7号整備促進期成同盟会、日本海沿岸東北自動車道建設促進秋田県北部期成同盟会。国会議員や県議会議員、関係市長村長ら約40名が出席しました。
米代川治水期成同盟会は、米代川水系治水工事の促進を図り、完成することを目的としています。また、秋田県北部国道7号線整備促進期成同盟会は、国道7号(能代市、大館市、北秋田市、三種町、八峰町、藤里町、上小阿仁村)の改良整備を促進し、関係市町村の産業の発展、交通緩和、交通安全に寄与することを目的としています。日本海沿岸東北自動車道建設促進秋田県北部期成同盟会は、日沿道大館北から小坂間、鷹巣大館道路、大館西道路の整備促進と二ツ井白神ICからあきた北空港の早期事業着手を目的とし。3期成同盟会とも、秋田県北地域の社会資本整備の充実を図るために要望活動やPR活動を行っています。
合同総会では、齊藤滋宣・能代市長(米代川治水期成同盟会長・秋田県北部国道7号整備促進期成同盟会長)が「米代川流域では、3年間に2度の浸水被害を受けた方々もいる。災害工事が進んでいるが、まだまだ浸水被害が解消されていない地域もある。また、国道7号も狭合いしているところや急カーブの解消を進めたい。県北地域の河川、道路のインフラ整備を更に進めていきたい」などとあいさつ。
また、小畑元・大館市長(日本海沿岸東北自動車道建設促進秋田県北部期成同盟会長)が「政権交代により、新規事業が一方的に凍結されるなど状況も変化している。県北地域にとって日沿道開通の効果は計り知れない。移動時間の短縮だけではなく、医療や生活している住民の安心につながる。特に二ツ井〜大館能代空港間は早期の事業着手ができるよう要望していきたい」などとあいさつしました。
このあと、開催地の津谷市長が「日沿道は、新潟、山形、秋田、青森の4県を繋ぐ日本海側の大動脈で重要な路線。道路は全線が繋がってこそ、その効果を最大限に発揮できるもの。今後もあきた北空港−二ツ井間の事業化が採択され、早期に全線開通するよう皆さんとともに一丸となって活動していきたい」などとあいさつしました。
各期成同盟会とも、平成21年度の事業報告と収支決算を承認したあと、平成22年度の事業計画と収支予算を議決し、したあと、決義として「社会資本整備が立ち遅れ、少子高齢化の加速が顕著にみられる当地域にとっては、人々の生命や財産を守り、誇りと生き甲斐を感じながら安心した生活を営むための高規格道路ネットワーク形成はもとより、一般国道の整備促進についても最重要課題となってくる」とし、「日沿道大館北〜小坂間及び鷹巣大館道路、大館西道路、二ツ井白神IC〜あきた北空港ICの建設を促進すること」などと決議文を読み上げて、今後とも、国や関係省庁への要望活動などを行い、各期成同盟会の事業実現を図ることを確認し合いました。
(2010.6.29)