2010年05月01日
コンテンツ番号2525
第81回メーデー集会
労働者の祭典メーデーが5月1日、市内の2会場で開かれ、参加した企業や自治体の労働者が、集会とデモ行進で労働者の権利やスローガンを訴えました。
メーデーは1886年(明治19年)5月1日、アメリカ各地で8時間労働制を求め35万人の労働者がストライキに立ち上がったことが起源。1890年5月1日には、アメリカの労働者のたたかいにヨーロッパが応え、世界的な労働者の祭典としてのメーデーが誕生しました。日本でも今年で81回目を迎えます。
5月1日に市内で開催されたのは、市交流センターを会場として「第81回メーデー連合北秋田地区集会(佐藤孝一実行委員長)」と、米代児童公園を会場として「第81回メーデー鷹巣地区集会(佐藤章雄実行委員長)」の2つの集会。
この内、「第81回メーデー連合北秋田地区集会」には、北秋田市役所職員労働組合、秋田県職員労働組合北秋田支部、全林野労働組合など7単組から約100人が、各組合の団旗や要求・主張を訴えるプラカードを手に参集しました。
集会では、佐藤孝一実行委員長が「連合北秋田地区集会は、昨年に引き続き2度目の開催です。メーデーが盛り上がることで、私たち労働者の熱い思いを政治に向けて、この地域に反映させていきたい。私たちとつながっている世界の仲間とメーデーを祝いながら、活動をがんばっていきたい」などとあいさつ。
来賓祝辞の後、各労働組合の決意表明、スローガン採択、メーデー宣言を採択したあと、参加者全員による「団結ガンバロー」を三唱して気勢を上げ集会を閉じました。この後、交流センターから市内をデモ行進し、「賃上げ」と「雇用の確保」を求めるシュプレヒコールを上げながら、沿道の市民らに平和や労働者の権利を守る決意を強くアピールしました。
(2010.5.1)