2010年05月08日
コンテンツ番号2473
1日も早く拉致から救出を
救う会秋田北秋田地区設立総会
北朝鮮に拉致された日本人を救出する秋田の会北秋田地区(略称:救う会秋田北秋田地区)設立総会が5月8日(土)、北秋田市交流センターで行われました。
救う会秋田は平成17年10月に結成され、北朝鮮に拉致された日本人を救うための活動を行っている団体です。
北秋田地区設立の発起人である福岡雅子(三里)さんが「活動の範囲がだんだんしぼられてきており拉致問題をうやむやにしないため、全県に地区の組織をつくり活動を進めることになりました。北秋田市には特定失踪者の松橋恵美子さんがいます。ご家族が帰りをずっと待ち続けています。北秋田地区地を立ち上げ、地域のみなさんの協力をいただきながら拉致問題を解決するまで頑張っていきます」などと設立の経緯を説明しながらあいさつをしました。
来賓として、津谷市長は「われわれの身近なところに特定失踪者がいる。市としてもさまざまなかたちで支援していきたい。一日でも早く拉致されている方々がふるさとに帰ってくることを信じながらともに頑張りましょう」などと激励しました。
この後、議事として救う会秋田北秋田地区規約の承認、事業計画、役員選出を行いました。事業計画では月1回の定例会、署名活動と救出資金カンパ、拉致パネル展などを計画。秋に市内で行われる種苗交換会などで広く協力を求めていくことにしました。
また、特定失踪者問題調査会のDVD放映(北朝鮮による拉致事件の概要に迫る)や「北朝鮮拉致問題の現状について」と題し、救う会秋田代表の松村譲裕氏による講話があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
(2010.5.8)