2019年03月18日
コンテンツ番号3032
集中力を高めて札取り合う
秋田北鷹高校(青山仁校長)の第7回カルタ大会が、3月18日(月)に同校の体育館で行われ、生徒たちが古典文学を学びながら、熱戦を繰り広げました。
同校のカルタ大会は、百人一首に親しみながら古典の世界を学び日本のよき伝統に触れるとともに、楽しみながら学年を越えた親睦を図ろうと、統合前の旧米内沢高校の伝統行事を継承しているものです。生徒たちは、昨年から百人一首の暗記に取り組み、各クラスのホームルームでも練習を重ねてきました。
大会には、1年生と2年生約420人が参加し、クラス対抗戦で行われました。対戦は1チーム5人で、それぞれ対面した2人で20枚の札を取り合い、勝敗を決めます。各クラスが5チームに分かれて4戦し、クラス全体の勝ち数で順位を決定します。
張り詰めた空気の中、札の読み手を務めるカルタ部が歌を詠み始めると、生徒たちは並べられた札に集中し、下の句の札を見つけると素早い動作で手を伸ばしていました。時には、1枚の札に2人が同時に手を伸ばし僅差で勝負が決まると、チームメイトから歓声が上がり喜び合っていました。