2010年05月16日
コンテンツ番号2375
家庭犬のしつけ方教室
北秋田保健所、(社)秋田県獣医師会などが主催する家庭犬のしつけ方教室が5月16日、市役所裏車庫で開かれ、飼い犬を連れた愛犬家がドッグトレーナーから専門的な犬のしつけの仕方を学びました。
教室には、北秋田市内のほか大館市や上小阿仁村から、チワワや柴犬、ボーダーコリーなど26匹のワンちゃんと、飼い主やこれから犬を飼おうとしている方など41人が参加。
はじめに同獣医師会北秋田支部の明石良平支部長が「大勢の皆さんとワンちゃんに参加していただきありがとうございます。教室は北秋田保健所と県動物管理センターの講師による実技指導ですが、1日で犬のしつけをマスターすることは難しいので、ご家庭に戻ってからも粘り強く、愛情を持って犬のしつけを続けてください。今日の教室で、基本的なことをしっかり学んでほしい」とあいさつ。
参加者は、北秋田保健所環境指導課の担当者による狂犬病の実態と予防制度、犬のしつけの基本について講話を聞いた後、秋田県動物管理センターの職員を指導員に、愛犬のしつけ方の実技指導を受けました。
指導者の一人、県動物管理センターの桜田副主幹は、▼犬に主導権は飼い主にあることを教える▼手を噛まれないためにも、飼い主の手は、なでる手、おやつをあげる手など犬にとって良い手であるようにし、決して犬をたたかない▼やっちゃいけないことをしている時は無視する。例えば吠えている時に「なした?なした?」と行けば、犬は吠えると飼い主が来ると思ってしまう▼遊んでいて甘噛みする場合は、甘噛みしたら遊ぶことをやめる。歯が当たるとかまってくれないこと教える▼言うことを聞いたときに与えるご褒美(おやつ)は、少しでよい。普段のご飯に影響を与えない程度。ジャーキーなどは指の先ほどの大きさの物を何回にも分けて与える、といった犬のしつけを説明した上で、犬との触れ合い方や散歩の仕方の具体的な方法を指導していました。
また、会場では同日、春季の愛犬登録と予防接種が行われました。狂犬病ワクチンの効果は1年。年1回必ず受けなくてはなりません。現在、各地区を巡回する犬の登録と予防接種が行われています。愛犬手帳を持参の上、各会場まで起こしください。
⇒巡回日程表(広報5月号より)鷹巣・合川・阿仁地区/森吉地区(PDF)