2010年05月18日
コンテンツ番号2360
大館能代空港利用促進協議会総会
「大館能代空港利用促進協議会」の総会が5月18日(火)、ホテル松鶴において開催されました。
同協議会は空港の利用促進及び需要拡大を図るため活動をしていますが、今回は大阪便が年内をもって休止される話もあり、危機感の中での開催。
小畑元会長(大館市長)は「空港を取り巻く状況は、緊急事態といってもいい状態。危機感を共有しつつ、今後改めて会の結束を図りたい。 大阪便については開港2年目から冬季運休だった。何とか通年運行をと要望を継続し、平成17年秋から機材を小型化して、通年運行となった。通年化以降、路線維持のために幾度となく、直接の利用者や旅行代理店などを回りながら地元の取組を紹介し、要望活動を行ってきた。搭乗率の悪い路線はいつ切られてもおかしくない状況で 開港以来もっとも厳しい状況のまっただ中。思い起こすと陸の孤島といわれた県北であり、東京日帰り圏を何とか実現したいと集めた署名34万人やフライト預金。建設期成同盟会を中心として粘り強い誘致活動を行ってきた数々の努力が無に帰すことのないよう決意を新たにしなければならない。企業誘致、観光振興あらゆる意味でこの空港が生命線である。今一度原点に立ち返り、私たちの空港をなんとしても守り育てるため、休止になった場合は再開をなんとしても勝ち取るよう努力していかなければならないし、東京便については路線を堅持していくことが運動方針」などとあいさつ。
総会は、平成21年の事業報告、収支決算報告、会計監査報告を承認し、平成22年度の事業計画、収支予算ついては、今回は経常分のみ。今後プロジェクトチームで対策を検討しながら、進めていくことを確認しました。
(2010.5.18)